25/09/25 17:24:22.68 ABGVOhvU.net
π^π を代数的数と仮定する
π>1 から π^π は正の実数だから、π^π に対して
或る実代数的数aが存在して π^π=a であって a>π>1>0 であるから π=a^{1/π} である
π^π=a なることに注意して、確かに a>1 なる実数aに対して
定義される実変数xの指数関数 f(x)=a^x を考えれば a>π だから π=a^{1/π}>π^{1/π} である
πは無理数であって、πの π=2Σ _{k^-0,1,…,+∞}(((2k-1)!!)/((2k+1)((2k)!!)) なる
有理級数表示に注意すれば、無理数πに収束する単調増加な有理数列は存在する
無理数πに収束する単調増加な有理数列を {b_n} ∀b_n>1 とする
正の整数nを任意に取れば、nに対して定義される
実数列 {b_n} の第n項 b_n 、第n+1項 b_{n+1}は両方共に有理数だから、
nに対して b_{n+1} の b_n 乗列 c(n) が定義されて c(n)=(b_{n+1})^{b_n} とおくことが可能である
よって、実数列 {b_{n+1}^{b_n}} は π^π に収束する単調増加な実代数的数の列である
正の整数nを任意に取る。このとき、b_{n+1}>b_n>1 であるから 1>1/(b_n)>1/(b_{n+1})>0 から
1>1/((b_{n+1}))^{b_n})>1/(b_{n+1}) であって b_{n+1}>(b_{n+1})^{b_n} である
正の整数nは任意であるから、n→+∞ のとき b_{n+1}→π かつ n→+∞ のとき b_n→π から π≧π^π を得る
しかし、π≧π^π なることは π^π>π なることに矛盾する
この矛盾は、π^π を代数的数と仮定したことから生じたから、
背理法が適用出来て、背理法を適用すれば、π^π は超越数である
同様に考えて一般化すれば、a、bを a>1、b>1 なる無理数とする
このとき、実数aに収束する単調増加な有理数列 {a_n} ∀a_n>1
と 実数bに収束する単調増加な有理数列 {b_n} ∀b_n>1 が
両方共に存在するならば、a^a、b^b、a^b、b^a はすべて超越数である
故に、a=π、b=e とすれば、π>e>1 であって、π^π、e^e、e^π、π^e はすべて超越数である