24/08/17 22:04:17.29 rgCy0hC2.net
つづき
<繰り返す>
スレリンク(math板:887番) (スレ18)
・箱が一つ、サイコロの出目の数字を入れる。これを、確率変数Xとして扱う
・箱が二つ、サイコロの出目の数字を入れる。これを、確率変数X1,X2として扱う
・箱がn個、サイコロの出目の数字を入れる。これを、確率変数X1,X2,・・,Xnとして扱う
・箱が可算個、サイコロの出目の数字を入れる。これを、確率変数X1,X2,・・,Xn・・として扱う
大学学部確率論の範囲だろう。ちゃんと勉強して単位を取った者なら分かる
iid(独立同分布)として扱える。どの箱の的中確率も1/6
ちゃんと勉強して単位を取った者なら分かる
このスタートラインに立てない
数学科オチコボレさんを相手にしても、しかたないw ;p)
補足
1)1列で考えると、決定番号に測度裏付けがないことがよく分る
まず、>>7にあるが『時枝記事の決定番号をdとすると、dは1から無限大(∞)までを渡る
このような場合、しばしば非正則分布(正則でない)を成す(>>7)』
2)もう少し詳しく説明しよう
いま1列で 箱は有限n個だとする
箱にP通りの数を入れる。IID(独立同分布)とする
どの箱も的中確率p=1/P だ (ここで、Pは十分大きい(pは十分小さい)と仮定する)
3)1列 箱は有限n個の決定番号を考えよう
場合の数は、全体でP^nだが
決定番号をkとしてn-1以下つまりk≦n-1の場合の数は(自由度が1つ減って)
P^(n-1)となる
よって
i)決定番号kがn-1以下(k≦n-1)の場合の割合は
P^(n-1)/P^n=1/P(=p)となる
ii)決定番号kがちょうどn(k=n つまり最後)の場合の割合は
1-1/P(=1-p)となる
4)ここで、下記の二つ場合の極限を考えよう
i)n→∞(箱が無限個):この場合、全体の大部分をしめるn番目(最後)の箱は 無限のかなたに飛び去る
いま決定番号が、有限m番目以下(k≦m)の場合の数は P^mで、全体はP^n→∞で
よって、その割合は n→∞でP^m/P^n→0
ii)P→∞(箱に入れる数が無限通り、例えば自然数N全体とか実数R全体):
この場合、箱が有限n個の決定番号で、k=n の割合は1
k<n の割合は0
よって、そもそも、有限n個の決定番号にバラツキが無く、k=n の割合は1で決まるので
決定番号の比較による確率が無意味
箱が無限個