ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ8at MATH
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ8 - 暇つぶし2ch144:132人目の素数さん
24/06/10 17:17:59.62 0WXS5a6F.net
ID:nywRkoxW は人生の中でこういう本は絶対読まないんだろうなあ
ゾミア: 脱国家の世界史
www.msz.co.jp/book/detail/07783/
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アカ、カチン、フモン、ラフ……。
様々な人々が独自の社会を築いたインドシナ半島の奥地、ゾミア。
この深い山中の民族文化や生業は、国家を回避するための戦略だった。
世界の自由民たちが息づくグローバル・ヒストリー。
本書のテーマはシンプルかつ深遠だ。
スコットは言う。
「原始的」な民族は、わざわざ、そのような生活習慣を選ぶことで、国家による束縛を逃れているのだ、と。
彼らが、焼畑に根菜類を植え、文字を使わず口承で伝え、
親族関係を自由自在に変化させる文化を発達させてきたのは、
権力からの自由と自治のための戦略だった、というわけだ。
さらにスコットの眼差しは、全世界に広がる。
アメリカ大陸の逃亡奴隷によるマルーン共同体、ヨーロッパのロマ、ロシアのコサック……
彼らの社会の成り立ちのなかにも、課税や奴隷化を逃れ、自由を希求する構えが読み込まれていく。
国家による管理の無力さを一貫して追及してきた政治学者・人類学者による、壮大なスケールの〈もうひとつの国家論〉。
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「ゾミアは、国民国家に完全に統合されていない人々がいまだ残存する、世界で最も大きな地域である[…]険しい山地での拡散した暮らし、頻繁な移動、民族的アイデンティティの柔軟さ、千年王国的預言者への傾倒、これらすべては、国家への編入を回避し、自分たちの社会の内部から国家が生まれてこないようにする機能を果たしてきた[…]国家形成から逃れた人々の歴史抜きに、国家形成を理解することはできない」(本文より)


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