スレタイ 箱入り無数目を語る部屋16at MATH
スレタイ 箱入り無数目を語る部屋16 - 暇つぶし2ch609:0
24/03/02 14:28:46.87 XR4b48AD.net
q1,q2∈[0,1]∩Qを考える
もちろん、q1,q2は有理数であり、大小比較できる

[0,1]∩Qの全体を1とするような確率測度が定義できるか?
単に[0,1]におけるルベーグ測度を[0,1]∩Qに制限する形で
導入すればよいように思える

しかし、これはNGである
なぜなら、[0,1]∩Qが可算集合であるから

上記の方法では1点集合の測度が0になる
一方[0,1]∩Qは、1点集合の可算和であるから
可算加法性によりその測度は0である

1=0なので矛盾

可算集合に対して、どの1点集合も同じ測度をもつような確率測度は入れられない
したがって、そのような場合において、q1<q2の確率は計算できない
ただ、これは矛盾する確率測度を無理矢理導入したからであって
適切な確率測度を導入すればもちろん計算できる

注)ただ上記の考察は「箱入り無数目」とは何の関係もない


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