24/02/12 11:09:13.96 7PLohM0M.net
>>191
ご苦労さまです、>>4です
1)箱の中の隠された数を、数学では確率変数として扱えることは
>>190と>>192で示した
2)さて、時枝氏「箱入り無数目」の可算無限個の箱の中の数は
加算無限の確率変数の族 X1,X2,X3,… で扱える(>>7)
iid(独立同分布)で、箱にサイコロの目を入れる
各Xiは 1~6の数字を取る
その確率は、P(Xi)=1/6
3)確率変数の族 X1,X2,X3,… に対し
ある数列 s1,s2,s3,…,sn,sn+1,… 固定して考える(1~6の数字で構成されている)
この数列に対する問題の代表列を
r1,r2,r3,…,rn,rn+1,…
とする
決定番号をnとする
rn=sn,rn+1=sn+1,… である
つまり、rn=sn,rn+1=sn+1,… と”しっぽ”の可算無限個の箱の数が一致しているから
その存在確率は、(1/6)(1/6)(1/6)… つまり、(1/6)の可算無限個の積であるから
すなわち 存在確率0
4)これは、∀n∈Nについて言える
つまり、有限の決定番号nの存在確率は0です!
存在確率0の世界で、大小比較をして 確率99/100を導いても
結局 (99/100)・0=0、 即ちその確率は全体としては0です!
QED
補足
・∀n∈N 有限の決定番号nの存在確率は0 が不思議に見えるだろうが、決定番号nが非正則分布を成すことを思い出そう>>10
・なお、下記のコルモゴロフの0-1法則の確率0の場合と同様と思われます
(前スレの弥勒菩薩さまの説 ご参照)
(参考)>>25より再録
URLリンク(ja.wikipedia.org)
コルモゴロフの0-1法則(英: Kolmogorov's zero–one law)は、アンドレイ・コルモゴロフにちなんで名づけられた定理である。
この定理は、末尾事象(tail event)と呼ばれる特別な事象は、ほとんど確実に起きるか、あるいはほとんど確実に起きないかのどちらかであることを主張している。
つまり、このような事象が起きる確率は0か1かのどちらかであるということである。
末尾事象は、確率変数の無限列を用いて定義される。
X_{1},X_{2},X_{3},・・・
を独立な確率変数の無限列とする[注釈 1]。
略