純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)18at MATH
純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)18 - 暇つぶし2ch86:132人目の素数さん
24/02/18 09:45:35.39 OzxasdRa.net
天才少年と飯高茂先生
”「教える」なんておこがましい
「我々には何もできません。邪魔をしないことだけです」”と

(参考)
URLリンク(www.nikkei.com)
13歳数学者、相棒は79歳教授 才ある子は好きにさせよ
孫正義を超えろ Z世代の天才たち(2)
2021年9月26日 2:01 (2021年9月28日 2:00更新) [会員限定記事]
「初等整数論は高校数学の知識があれば研究できるから、僕にとっては取っつきやすいんです」

大好きな数学の話題になると、梶田光は冗舌になった。一見すると普通の中学生の彼は、13歳にして数学者の顔を持つ。常識外の才能を持つ者は天から授かったという意味で「ギフテッド」とも呼ばれるが、本人は「僕は天才じゃない。親が好きなことをさせてくれただけ」という。

小学生で定理発見

「最初にxまでの素数の個数を求める関数を素数計数関数といい、π(x)で表す」―。2019年3月、当時10歳、小学4年生の梶田が書いた研究発表の書き出しだ。同年に参加した研究集会の発表テーマは「スーパー双子素数の個数公式と高橋条件」。その年の瀬には、完全数にまつわる新たな定理を発見した。

「数学は勉強というより、遊びに近いのかな」。赤ん坊の頃から電卓がおもちゃ代わりだった。記号が好きで、標識や音符に目を奪われていたという。世界にちりばめられた記号「数字」に特別な興味を抱くのも自然の流れだった。

自宅の壁に張られた九九の一覧表に関心を示したのが1歳の時で、2歳になる頃には9の段まで暗記した。「音で覚えるのが得意だから、10の段以降は苦手です。リズムが悪いでしょ?」

「教える」なんておこがましい
「我々には何もできません。邪魔をしないことだけです」。学習院大学名誉教授の飯高茂(79)は優しくほほ笑む。代数幾何で世界的に高名な飯高も、梶田の才能に畏敬の念を抱くひとりだ。小学4年生の梶田と出会い、これまでに何本もの共著論文を発表してきた。

常識外の成長曲線を描く天才の育て方を尋ねると「大人は何もしない方がいい」ときっぱり。「梶田君に私が『教える』なんておこがましい」とさえ言う。ふたりの共同研究は対等に進む。飯高がテーマを指示することは一切なく、梶田が興味を持ったことへ背中を押す。

ガウスやオイラーなど、歴史上の数学者には10代から功績を残す事例も多い。栄光の裏側には、特異な才能に気づいた家族や指導者、切磋琢磨(せっさたくま)する友人との出会いがあった。飯高は言う。「『超一流』になるために必要なのは、多くの良き偶然です」


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