24/02/21 14:01:13.93 6ypA4YZB.net
つづき
―特異点理論が以後の業績に影響を及ぼしたと知っています。どんな理論ですか
「『空間を理解する試み』である幾何学の一部です。私たちがよく想像する空間の共通点は表面が滑らかです。ところが数十年前、広中教授が『特異点』という滑らかでない空間研究に重要な寄与をしました。
それを応用して、私が大学院に行った時リード予想を解きました。リード予想はもともと離散数学領域だと思っていましたが、私は広中教授に聞いて慣れていた特異点理論を組み合わせて幾何学的方法論として解いてみました。後続研究として同僚と一緒に『ロタ予想』も証明しました」
「数学の話ばかりしました。囲碁の達人が下手の目線に合わせて説明するように簡単に。教授はさまよっていた私に生きながら追求する価値があることを見せてくれた恩人です」
広中教授の勧めで学部を終え、ソウル大学数学科修士課程に入った。
―09年、海外大学の博士課程に進学するために12校に志願書を提出したが、米国イリノイ大学1校だけだったんですか
「当然の結果でした。学部を6年も通ったし、成績も良くなかったから。それでも広中教授の推薦書のおかげでイリノイ大学で賭博をする気持ちで選んでくれたようです(笑)」
賭博の結果はジャックポットだった。博士課程初年度でリード予想を解決した。1年前、彼を落としたが、再びラブコールを送ったミシガン大学に移って博士号を終えた。
(引用終り)
以上