23/12/29 21:31:00.74 mPJha3V6.net
>>834
>(物理的に対応する現象が見つかるかもしれんがそれは偶然である)
中島とかいう先生(下記)は、君とは違う意見みたいだねw
”偶然”で片付けるには、あまりにも”できすぎている”話は、下記に限らず多数ある
「•新しい理論・定理を見付けるのには,論理だけでは不十分.直観が必要.
物理的な直観が新しいことを見付けるのにしばしば役に立つ. (歴史的にもそうである.)特に現在では
•数学的に厳密な裏付けのない場の量子論
に基づいて,豊かな数学が生み出されてきた...」(下記)
なお、河東氏のご専門のノイマン環は
ノイマンの量子力学の研究から生じたことは有名
(参考)
URLリンク(member.ipmu.jp)
こんにちは! 中島です!
URLリンク(www.kurims.kyoto-u.ac.jp)
数学と物理学の絡み合い
中島啓 京都大学大学院理学研究科 大阪大学理学部「理学への招待」2006年7月7日
P3
歴史
•ニュートン力学←→微分積分学(17世紀)
•アインシュタインの一般相対性理論←→リーマン幾何学(20世紀)
現在
•弦理論,特に位相的場の理論←→モジュライ空間の幾何学
どちらも最先端の分野でつながっている.
なぜ,そのようなことがおきているのだろうか?
P5
•論理だけでは,意味があることができない.面白いことが見付けられない.
•新しい理論・定理を見付けるのには,論理だけでは不十分.直観が必要.
物理的な直観が新しいことを見付けるのにしばしば役に立つ. (歴史的にもそうである.)特に現在では
•数学的に厳密な裏付けのない場の量子論
に基づいて,豊かな数学が生み出されてきた...
P22
Jonesはもともとは,作用素環とよばれる結び目理論とは違うものの専門家であった.
Jones以降,結び目理論と他の分野との関連が次々と見付けられた.統計力学,表現論, ...
物理学者Wittenは,Chern-Simons理論という,ゲージ理論の分配関数としてJones多項式を定式化しなおし,同時に3次元多様体の不変量へと拡張した.
それ以降,弦理論との関係,など次々と発展があり,現在も活発に研究されている.
P25
自分の専門にこだわらず,いろいろなことに興味を持とう!
御静聴ありがとうございました.