河東泰之「セミナーの準備のしかたについて」は本当に正しいのか?at MATH
河東泰之「セミナーの準備のしかたについて」は本当に正しいのか? - 暇つぶし2ch842:132人目の素数さん
23/12/29 09:05:44.81 mPJha3V6.net
松本幸夫「4次元のトポロジー」1979年版
『すべての有限表示群を分類することは不可能なことが知られている(ノビコフ)
 したがって、すべての4次元多様体の分類も不可能なのである』

しかし、そう書いたご自身の 下記「4次元多様体と Lefschetz ファイバー空間 講演集」2017
Lefschetz ファイバー空間の種数1で成功した分類定理とそれを種数2でも完成させようとした話がある

・要するに、ある手段で分類不可能でも他にも手段はある
・必ずしも、全体を完全に分類できなくとも、面白そうなところ 重要なところから手をつけるという方針もある
ってことじゃないですか

現代数学虎の穴 河東ゼミの教え:古い本の記述を鵜呑みにするな! 新しい情報を自分で調べて確認しろ!

(参考)
URLリンク(www.mathsoc.jp)
トポロジーシンポジウム
URLリンク(www.mathsoc.jp)
トポロジーシンポジウム 第64回 (2017, 8/21-24)
(10)企画講演 松本 幸夫(学習院大学) 4次元多様体と Lefschetz ファイバー空間 講演集 pdf file
(抜粋)

P86
3 4次元多様体
(1970年代後半まで)

P88
4.ファイバー構造を持つ4次元多様体
(上記 ”1970年代後半まで”の後の進展)

トーラスファイバー空間
P89
(自分の講義のときに説明したら、深谷賢治氏(当時院生)が聴いていて、ホップ・ファイブレーションを使ってもっと簡単に構成できることを教えてくれたとある。それを、論文の中で紹介したそうだ)

P89
楕円曲面

P90
5.Lefschetz ファイバー空間
(種数1で成功した分類定理を種数2でも完成させようという意気込みで始めた
 結局未完)

P91
(チャート理論の「変形操作」で、最終的に「標準的な」チャートにたどりつけば、Lefschetz ファイバー空間の分類が完成する(未完だが))

(なお、現在でも、Lefschetz ファイバー空間の「(ある標準的なLefschetz ファイバー空間とのファイバー和による)安定化を経由した分類」はチャート理論を使って可能である([29][13][14]))


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