河東泰之「セミナーの準備のしかたについて」は本当に正しいのか?at MATH
河東泰之「セミナーの準備のしかたについて」は本当に正しいのか? - 暇つぶし2ch716:132人目の素数さん
23/12/21 00:14:09.35 ABgxLQki.net
>>667
>下記 斎藤恭司先生では、”正則函数の芽”を使って、層(実際には層空間)を導入して
>層の理論を展開しているよ
>つまり、前層(圏論)の定義は、不使用です(前層使わずすっきり。最初のLeray の定義に近いのでは? しらんけど)
補足しておきます
1)手元に、一松信「多変数解析函数論」2016年復刻版(初版1960年)がある
 第7章 §3 層の概説 冒頭で「層の定義は現在慣用のH.カルタンの方式に従ったが、むしろルレイの導入した準層の概念から始める方がよいかもしれない」とある
2)同p136 定義7.26で「・・準層(英 presheaf)またはルレイの層という・・」
 と記されている
なので、一松信先生によれば、Lerayの定義は 準層(英 presheaf)から始まったのかもしれない
もっとも、一松信先生の本では、圏論は一切出てこない
(よく見ると、一松信先生の本の”準層(英 presheaf)またはルレイの層”の定義は
 圏論的な定義と微妙に違うなw。やっぱり、定義の意味考えるのは大事だなw)
因みに、一松信先生は、第7章 §3 層の概説 の最初の方で
定義7.15 (B,p,X)の組を”把(ハ、独Bund)”と名付けて、「把」という用語を使って説明を進める
この「把」が、最初は面食らって、”ハ?”という感じにさせられました
(他の本では使っていないよね)
でも、確率空間とか位相空間の組 (X,O)とか、組を作ってそれで議論を進めていくのだというのが
何年かたって分かりました
いま本を開くと、読んだ形跡はあるが、あまり頭に残っていないね
けれども、以前より読めるw
私みたいなバカ頭でも、斎藤先生とかいろいろ見ると、多少分かる部分が出てくるんだ
因みに、小平邦彦先生の下記複素多様体と複素構造の変形Iも、函数芽使って層を定義しています
(参考)
URLリンク(www.ms.u-tokyo.ac.jp)
7 複素多様体と複素構造の変形I [1968] 小平邦彦述 諏訪立雄記
第二章 層とコホモロジー....................................................... 34
§5.函数芽................................................................. 34
§6.コホモロジー群......................................................... 37
§7.完全列(exactsequences).............................................. 43
§8.Finesheaf .............................................................. 47
§9.deRhamの定理とDolbeaultの定理...................................... 49
§10.ベクトルバンドル..................................................... 58
§11.無限小変形............................................................ 61


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