23/12/14 21:12:05.23 mRppcUyI.net
>>485
>> x ∉ xが矛盾でもなんでもない
>これと私の発言になんの関係があるんだよ
>単に特定の単語に反応してランダムに文献貼り付けてるだけじゃねーか
・下記の渕野昌先生の受け売りだが、説明しよう
・下記の通り「二項関係の一つとして,集合の要素関係“∈”を考える」ことができる
・”集合xが推移的とは,すべてのy∈xとz∈yに対しz∈xが成り立つこと”
つまり、二項関係“∈”を、全順序“<” という記号だと考えることができる
・くどいが、半順序“≤ ”(“x<yまたは x = y”)ではないってこと
・正則性公理の意味は、「二項関係“∈”が、全順序“<” という記号だ」と規定しているってことだよ
こうすると、x = x であって、”x < x”とは書けない(”x < x”の否定)。つまり、”x ∉ x”(正則性公理の通り)
・さて、くどいが正則性公理のもとでは、x = x であって ”x ∉ x”で、これは公理の通りで、ZFCの全ての集合xで成立
なので、”x ∉ x”は書く必要がない事項です
・>>456 a = { x | x ∉ x } だった。”x ∉ x”は記載不要なので、 a = { x } となる
つまり、”ある集合xを元とする集合a”と読める。単に a = { x }から矛盾が出る? 出ないと思うよ
(参考)
URLリンク(fuchino.ddo.jp)
この文章は「ゲーデルと20世紀の論理学 第4巻」 (東京大学出版会,2007)の,渕野 昌の執筆した第I部の第2章からの抜粋です.ただし,2009年の後期に神戸大学で大学院の講義でテキストとして用いたときに見つけた typos などの訂正などの update が施されているため,本とは多少異なるものになっています.
P31
“y は x より真に大きい” という解釈を強調するため,文字 R のかわりに “<” という記号を使うことにする.
< が X 上の半順序であるとき,“x ≤ y” で “x<yまたは x = y” という関係を表わす.
後で二項関係の一つとして,集合の要素関係“∈”を考えることになる.
P40
集合xが推移的とは,すべてのy∈xとz∈yに対しz∈xが成り立つことだった.
例2.14 ∅,{∅},{∅,{∅}}は推移的である.{{∅}}は推移的でない.{∅,{∅},{{∅}}}は推移的である.
補題2.15
(1) tが推移的ならt∪{t}も推移的である.
(2)集合Fの元がすべて推移的なら,∪Fも推移的である.
補題2.16 Tを推移的として,∈はT上の全順序となっているとする.このとき,
略
定理2.17(モストフスキーの同型定理)
X,<を,整列順序集合とする.このとき,推移的な集合Tと同型写像π: X,< ∼ = →T,∈がとれる.
とくに∈はT上の整列順序となっている.
さらに,ここでのπとTは一意に決まる.TはX,<のモストフスキー像とよばれ,πはモストフスキー同型写像とよばれる
(参考)追加
URLリンク(fuchino.ddo.jp)
この文章は「ゲーデルと20世紀の論理学 第4巻」 (東京大学出版会,2007)の,渕野 昌の執筆した第I部です.