純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)17at MATH
純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)17 - 暇つぶし2ch704:132人目の素数さん
24/01/04 11:40:09.57 3Qv2Pvyr.net
>>638
>大槻先生の「接続の幾何学」には泣かされた

うん、ありましたね。内容は覚えていないが

(参考)
URLリンク(www.)<)
関西大学 システム理工学部 数学科 幾何解析 研究室 庄田 敏宏
昔ばなし (令和3年4月9日更新)
(以下は短い抜粋で、是非本文をごらんあれ)
大槻富之助 (東京工業大学教授,東京理科大学教授)
東京工業大学を定年退職後に東京理科大学理学部に教授として着任した.当方が4年次の1997年に,当時79歳,理科大の定年の関係で最後の年になる大槻富之助の講義を受けた.4年次に母校の高等学校に教育実習にいったのであるが,指導者が東京理科大学理学部数学科卒で,大槻のことを知っており, 「微分幾何学の権威」と云っていた.さて,どのような人かと思ったら,気の良い穏やかなお爺ちゃんという感じの,背が低くて背筋の曲がった老人という印象だった.多様体の定義から始まり,大槻多様体,大槻接続,測地線を複素関数論を用いて決定するなどの内容だったと思う.
大学院に合格し,師・宮岡礼子のゼミに参加するようになったとき,大槻の講義を受けていると云ったところ「大槻先生は何をやっているの?」と聞かれたので「大槻多様体とか大槻接続とか・・・・・」と云うと,「相変わらず好き勝手やっているわねえ」と笑いながら,すべてを知ったような感じの発言が返ってきた.後で判ったことであるが,師・宮岡礼子の師匠にあたる人,即ち,当方にとっては大師匠にあたる人だった.

交友関係にある数学者の名前が講義中に出てくるのであるが,その固有名詞がS.S.Chernを始めとした大御所ばかりで,それをサラッと云うものだから4年次の当方にとっては驚くことが多かった.1970年あたりにJ.Simonsを始めとした数学者を呼んでの国際研究集会を開いたことも講義中に聞いた. 後に,師・宮岡礼子からも同じ研究集会のことを聞いたが,その研究集会に呼ばれたメンバーの詳細を聞くと,いずれも世界最高レベルの研究者ばかりの名前が並んでおり,改めて驚いたことだった.
最後の講義のとき,数学の内容を講義し終えた後に「自分はこの業界でやってこられるとは思わなかった.読む本,読む本,難しいしねえ.やること,やること,たくさんあるし.でも続けられたのは好きだからだと思う.今,自分はブラックホールに興味をもっている.測地線論を使ってブラックホールを解明したいと思っている.君たちも「あのときあの爺さんがこんなことを云っていたなァ」と思い出して欲しいのだが,すべてのブラックホールは一点を共有していると僕は予想しているんだよね」という感じのことを云った.その姿を見て,自分は80歳のときにここまで夢を語れるだろうか,と驚愕したものである.94歳で亡くなるのだが,90歳のときに論文を書いている.その情熱には感服以外の言葉が見当たらない.

つづく


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