ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ3at MATH
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ3 - 暇つぶし2ch869:132人目の素数さん
23/05/05 21:10:12.97 WIXSdjE7.net
>>781
つづき

1999年3月 修士(数理科学)取得
1999年4月 日本学術振興会特別研究員(DC1)
博士課程に進学するもTexasにいたので別段、環境に変化無し。 6月にあった日米作用素環セミナーのため一時帰国。
Texasの夏はこの年も暑かった。 Poincare研究所の後、 MSRIの通年研究集会"Operator algebras 2000-2001"に行くことにした。 そんなわけで、TAMUのPh.D.は諦めるつもりだったが、 多く人の努力のおかげでなんとかなることになった。 感謝。

1999年9月--2000年6月 Paris遊学
この時期までの研究はKirchbergの仕事・アイディアを 作用素空間に翻訳・適用することで得られたものが多い。 (当時の)作用素空間論には、 (書き方が)難解で有名なKirchberg論文の解読をする人はいなかったので、 いくつものことが手付かずで残っていたのだ。 難しい論文は難しいうちに読むと得るものが大きい。 2月に研究集会が終わると、Paris第6大学に移った。 このとき某氏のプレプリントを読んでいて、 某未解決問題がアッサリ解けることに気がついた。 おかげでこの後一年余りの間、数学的ウツに悩まされる。 新しい研究に身が入らない、 なんら進展が見られない同じ問題に長期間こだわる、 という停滞のことだ。

2000年3月 博士(数理科学)を東大から取得
2000年4月 東京大学大学院数理科学研究科 助手
2000年9月--2001年5月 MSRI (Berkeley) "Operator algebras 2000-2001"
英会話に対して臆病なため、 MSRIでは日本人研究者たちと過ごす時間が多かった。 それでも多くの人たちに出会えたことはいい経験だった。 研究の方は、 修士論文で取り組んだ(有名?)未解決問題を解こうと空回りを続けただけ。 そんな中、気晴らしに離散群論を勉強しておいたのが後になって役に立った。
(引用終り)
以上


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