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>>314
> 1953年に出版されたComplex Analysis (邦題:「複素解析」、訳者:笠原乾吉[1])は古典的な名著で、現在でも世界中の大学で複素解析の授業に用いられている
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書評
北狐
5.0 out of 5 stars
Ahlfors以前とAhlfors以後
Reviewed in Japan on August 6, 2020
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第二版は正直『何処が良いのか?』か良く分からなかったが、第三版は全く面目を一新している。
特にリーマン面で使う共役微分が注目を引く。
さすがは第一回フィールズ賞を受賞した学者だけのことはある。複素解析に対する哲学的掘り下げ方が日本の学者とは全く違う。
関数論は、この本によって、Ahlfors以前とAhlfors以後に峻別された。(唯日本語が少々?という部分はある。)
その香気の清々しさは『哲学的数学書』と言って過言でないと思う。
リーマン面の学習には必須の本です。
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