ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ2at MATH
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ2 - 暇つぶし2ch904:132人目の素数さん
23/04/04 21:09:16.11 nKToy0Oq.net
>>903
>寺尾宏明

寺尾さん、不勉強で初見です
超平面配置(英語版)Arrangement of hyperplanes も初見ですが
なんか、”組みひも理論と超平面配置,および共形場理論への応用”? 物理への応用があるのか(下記)

URLリンク(ja.wikipedia.org)
寺尾 宏明(てらお ひろあき、1951年8月13日 - )は、日本の数学者。北海道大学名誉教授。専門は超平面配置(英語版)の理論。ピーター・オーリック(英語版)、ルイ・ソロモンと共に超平面配置の理論の研究の第一人者として知られる。理学博士(京都大学、1981年)。2010年度日本数学会代数学賞受賞者。

東京都大田区に生まれる。麻布中学校・高等学校を経て、東京大学理学部を卒業。大学4年次にクイズ番組『クイズグランプリ』に出場した際には、チャンピオンとしてヨーロッパ旅行を獲得した。学部での指導教官であった飯高茂から紹介を受け、修士で齋藤恭司に師事する。同氏からの影響により、超平面配置の理論に関する研究を始める。
1981年の論文で、超平面配置が自由であるときに、ポアンカレ多項式がその配置の指数を用いた形で1次式に分解することを示した(寺尾の分解定理)。
1982年に渡米し、ウィスコンシン大学マディソン校で教鞭を取る。
1983年に提出された[1]「超平面配置の自由性は、交叉半順序集合の構造によって決定するか?」という問題は寺尾予想と呼ばれ、現在まで未解決である。
1996年に帰国し、東京都立大学教授、北海道大学教授、北海道大学副学長を経て、現在は北海道大学名誉教授。
政治家の寺尾豊は祖父。翻訳家の寺尾次郎は弟。元NHKアナウンサーの広瀬久美子は従姉。

URLリンク(en.wikipedia.org)
Arrangement of hyperplanes

URLリンク(researchmap.jp)
寺尾 宏明
URLリンク(researchmap.jp)
組みひも理論と超平面配置,および共形場理論への応用
河野 俊丈, 森田 茂之, 寺杣 友秀, 齋藤 恭司, 寺尾 宏明, 三町 勝久
河野俊丈 2008年
平成16年度?平成19年度科学研究費補助金基盤研究(B)研究成果報告書

905:132人目の素数さん
23/04/04 21:27:43.69 VGOIEHfA.net
「現代数学」の「輝数遇数」にも出ていた

906:132人目の素数さん
23/04/04 22:59:18.76 VGOIEHfA.net
日銀総裁と同期

907:132人目の素数さん
23/04/05 00:16:38.35 sPtU4fWh.net
>>880の問題の解答例
行列
i j
k l

i j 0
k l 0
0 0 0
に写す写像をφとおくと、これは行列環M_2からM_3への
単射準同型写像を定める。
M_2のある正則元rに対してφ(r)=a,
φ(M_2)=R', M_3=Rとおくと
aは環Rの零因子(たとえば x=
0 0 0
0 0 0
0 0 1
とおけば、ax=O)
だが、部分環R'の中では零因子ではない。

908:132人目の素数さん
23/04/05 06:03:17.50 RfUydVT2.net
>>東京都立大学教授、北海道大学教授、北海道大学副学長を経て、
>>現在は北海道大学名誉教授。
>>政治家の寺尾豊は祖父。翻訳家の寺尾次郎は弟。
>>元NHKアナウンサーの広瀬久美子は従姉。

寺尾豊は元郵政大臣
寺尾次郎の娘の寺尾沙穂はミュージシャンかつ文筆家として有名

909:132人目の素数さん
23/04/05 07:57:25.65 Lto72acu.net
>>908
ありがとうございます
>>907
ありがとうございます
なお、私は分かっても答えないようにしています
もし正解でもまた次が出るだろうし、間違ったら鬼の首をとったように喜ばすだけだしw
>>905-906
「現代数学」の「輝数遇数」ね、なるほど
日銀総裁と同期なら、日銀総裁と東大ゼミでいっしょだったという人も同じか

910:132人目の素数さん
23/04/05 08:02:54.25 Lto72acu.net
>>904 補足
>URLリンク(en.wikipedia.org)
>超平面配置(英語版)Arrangement of hyperplanes
ここに、マトロイド(matroid)が出てきます
下記です。貼っておきます
「歴史的には、行列の一次独立・従属を一般化した概念である」か
マトロイド(matroid)って、マトリックスが語源?
URLリンク(ja.wikipedia.org)
マトロイド(matroid)は、ある公理を満たす集合とそのべき集合の部分集合の組である。歴史的には、行列の一次独立・従属を一般化した概念であるが、多くの組合せ最適化問題をマトロイドあるいはより緩い独立性システムとコスト関数で定式化でき、特徴付けを行える等応用範囲は広い。特に組合せ最適化において、マトロイド上の最適化問題には単純な貪欲法によって多項式時間のアルゴリズムとは限らないものの最適解が得られることは非常に重要である。
ランク、階数関数
線形代数におけるマトロイド

911:132人目の素数さん
23/04/05 09:33:33.73 RfUydVT2.net
>>896
>>1)ここは。数学板であって数学科の板ではなく、おそらく住民は数学科以外の人が多いと思うよ(私も数学科以外の人)
>>2)そして、あなたが具体的に「数学科では、こう指導される」という説明を書いてあげることは意味あると思うよ
基本的には自分が読み返してみて引っ掛かるところがなければそれはそれで
完成した文章だが、視点を変えるといろいろコメントしうる点が出てくる。例えば
900の「正則行列の集合は体にならない.」など。

912:132人目の素数さん
23/04/05 11:21:32.62 doTWM65u.net
>>903
その人は知っていたけど、多分、物理的に超平面配置まで手を出す時間はない
ただ、その人が日銀総裁と東大で同期だったということだけは初耳

913:132人目の素数さん
23/04/05 12:01:22.87 joMjBMfa.net
>>911
ありがとう
> 900の「正則行列の集合は体にならない.」など。
下記の雪江 用語の問題ですね
(用語の問題を整理することは意味があると思うので、調べて書いておきます)
1)まずこの話は、>>890 「行列Aすべてが積の逆元を持つように、正則行列の集合を考えれば(非可換)体になるけれど」から始まっている
 そして、>>895「こういう文章は書いてはいけないと 数学科では指導される」だった
 確かに、雑な文章ではある
 二つ問題があると思う。
 i)零行列は逆元を持たないのに除外していない
 ii)"(非可換)体"という用語が適切か
2)下記の雪江 用語の問題では、「可除環」(Division ring)を使うという
3)ja.wikipedia 体 (数学) (ここに用語の一覧表があり参考になる)では、非可換を含む立場(上記”(非可換)体”に同じ)
4)そして、fr.wikipedia Corps (mathematiques) 仏語 も上記の体 (数学) と同じ立場(非可換を含むもあり)
5)一方、英(en.wikipedia) Field、独 Korper (Algebra)は、積のアーベル(abelian)を要求する立場ですね
纏めると、”零要素が逆元を持たない”は、数学科生は意識しておくべきはその通りです
用語”体”が、いま2023年の日本の数学科で、積のアーベルを要求するかどうか? 多分、下記雪江の通りと思います(米国の影響か)
しかし、下記仏Corps (mathematiques) みたいなのもあるということは(仏は米に服さないの気概?)、ちょっと知っておくのも良いと思います
つづく

914:132人目の素数さん
23/04/05 12:01:49.23 joMjBMfa.net
>>913
つづき
(参考)
URLリンク(www.math.kyoto-u.ac.jp)
雪江明彦
代数の教科書について
URLリンク(www.math.kyoto-u.ac.jp)
教科書の 用語について (2012/7/7更新)
2. 「可除環」か「斜体」か
3 巻目を出すときになって,これだけの量を書いて「ヴェーダーバーン
の定理」について書いてないのはおかしいと思って書き足した. それまでは可換体し
か扱うつもりがなかったので,「体」,「可換体」で, しかし可換体のことを「体」と呼
ぶことにしたが,3 巻で「必ずしも可換でない体」の呼び方が必要になったので,1,
2 巻を増刷したときにここで用語を変えなかったらもう変えられないと思って初版第
1 刷を買われた方には申し訳ないと思ったが用語を変えることにした. さて「必ずし
も可換でない体」のことを何と呼ぼう? 桂では「斜体」と呼んでいるが,この用語を
使う気にはなれなかった. それは英語にしたとき,「ヴェーダーバーンの定理」の状況
では division ring, division algebra が完全に定着しているから. 「斜体」を英語にし
たら「skew field」だろうが,ヴェーダーバーンの定理とかブラウアー群などについて
語るとき skew field という用語を使うことはないだろう. これが英語で division ring
なら「可除環」がよいだろうと思った. 永田の可換体論では体,可換体という用語だ
が,今となっては「体」とは日本語ではほとんどの場合可換体を意味するようになっ
ていると思うので,可換な体を最初から体と呼び,必ずしも可換でない体を可除環と
呼ぶことにした.
URLリンク(ja.wikipedia.org)(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
斜体 (数学)
URLリンク(en.wikipedia.org)
Division ring
In algebra, a division ring, also called a skew field, is a nontrivial ring in which division by nonzero elements is defined.
つづく

915:132人目の素数さん
23/04/05 12:02:16.50 joMjBMfa.net
>>914
つづき
URLリンク(ja.wikipedia.org)(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
体 (数学) (ここに用語の一覧表があり参考になる)
数学において、体(たい)とは、四則演算が(零で割ることを除いて)自由に行える代数系のことである。体の定義においては、積が可換か非可換かに必ずしも注視しないが、積が可換かそうでないかで目的意識や手法は大きく異なる。前者については可換体の項を、後者については斜体の項を参照されたい。
定義をきちんと述べれば、
「体とは、単位的環であって、その非零元の全体が乗法に関して群を成すものを言う」
URLリンク(fr.wikipedia.org)(math%C3%A9matiques)
Corps (mathematiques) 仏語
(google訳抜粋)
数学では、体は一般代数の基本的な代数構造の 1 つです。これは、加算、乗算、および反対と逆の計算を可能にする2 つの 2 項演算を備えたセットであり、減算と除算の演算子を定義することができます。
一部の著者1、2 は乗算が可換であることを要求し、他の著者はそれが可換であることを許可していません3、4。
URLリンク(en.wikipedia.org)(mathematics)
Field_(mathematics)
Classic definition
This may be summarized by saying: a field has two operations, called addition and multiplication; it is an abelian group under addition with 0 as the additive identity; the nonzero elements are an abelian group under multiplication with 1 as the multiplicative identity; and multiplication distributes over addition.
Even more summarized: a field is a commutative ring where 0≠1 and all nonzero elements are invertible under multiplication.
URLリンク(de.wikipedia.org)(Algebra)
Korper (Algebra)
Allgemeine Definition
2.{\displaystyle {\bigl (}K\setminus \{0\},\cdot {\bigr )}} ist eine abelsche Gruppe (neutrales Element 1).
(引用終り)
以上

916:132人目の素数さん
23/04/05 12:41:21.05 doTWM65u.net
>>913
>1)まずこの話は、>>890 「行列Aすべてが積の逆元を持つように、正則行列の集合を考えれば(非可換)体になるけれど」から始まっている
> そして、>>895「こういう文章は書いてはいけないと 数学科では指導される」だった
> 確かに、雑な文章ではある
> 二つ問題があると思う。
> i)零行列は逆元を持たないのに除外していない
> ii)"(非可換)体"という用語が適切か
非可換体ではなく非可換環な
非可換環という言葉はよく使われる

917:132人目の素数さん
23/04/05 13:16:16.94 doTWM65u.net
>>913
>行列Aすべてが積の逆元を持つように、正則行列の集合を考えれば(非可換)体になるけれど
これに限っていえば、非可換体ではなく可換環になる

918:132人目の素数さん
23/04/05 13:21:04.13 doTWM65u.net
>>913-915
一般には、非可換体じゃなく非可換環といういい方をする

919:132人目の素数さん
23/04/05 13:34:49.45 joMjBMfa.net
>>897 補足
そうそう
周期 (数体系)下記で
これを教えてくれたのは
おっちゃんだったね
当時、数学科の4年生が来て、卒業研究で積分をテーマにするというので
おっちゃんが、積分関連で周期 (数体系)があると言ったのだった
(参考)
URLリンク(ja.wikipedia.org)(%E6%95%B0%E4%BD%93%E7%B3%BB)
周期 (数体系)
Maxim Kontsevich and Don Zagier (2001) は周期の概念を導入し、周期に関するいくつかの予想について述べた論説である。
分類の目的
周期は、代数的数と超越数の間を埋める橋渡しとなるものである。代数的数のクラスは多くのよく知られた数学定数を含めるためには狭すぎ、また超越数の全体は可算でなくその元は一般には計算可能でない。これに対し周期全体の成す集合は可算であり、任意の周期は計算可能[1]で、特に決定可能(英語版)である。
定義
与えられた実数が周期であるとは、それが有理数係数多項式不等式として与えられたユークリッド空間内の領域の体積の差として与えられるときに言う。より一般に、与えられた複素数が周期であるとは、その実部および虚部がともに周期となるときに言う。
代数的数係数の有理函数に対して、代数的数係数の多項式不等式で与えられる ?n 内の領域上でとった、絶対収束積分値もまた周期となる(これは、そのような積分や代数的無理数が適当な領域上の面積として表せることによる)。
予想
周期であることが知られている定数の多くが、超越函数の積分によっても与えられる。
代数的数の有用な性質として「二つの代数式が相等しいかどうかをアルゴリズム的に決定できる」ことが挙げられる。そしてコンツェヴィッチとザギエの予想は「周期が相等しいかどうかということも決定可能である」ことを導くものとして理解できる: 計算可能な実数が相等しくないことは再帰的に枚挙可能であることが知られており、また逆に、二つの積分が一致するならばそのことを確かめるアルゴリズムは、それら積分の一方を他方に変換する可能なすべての方法を試すことによって為される。
つづく

920:132人目の素数さん
23/04/05 13:39:44.99 joMjBMfa.net
>>919
つづき
ネイピア数 e やオイラー?マスケローニ定数 γ は周期であるとは考えられていない。
コンツェヴィッチとザギエによれば、あとはさらに定数 γ も含むような新たな周期の概念が見つかれば「すべての古典的定数は適当な意味で周期である」と言えるのではないかという。
関連文献
吉永正彦 『周期と実数の0-認識問題 : Kontsevich-Zagierの予想』2号、加藤文元・野海正俊編、、数学書房〈問題・予想・原理の数学〉、2016年
URLリンク(en.wikipedia.org)(algebraic_geometry)
Period (algebraic geometry)
References
Kontsevich, Maxim; Zagier, Don (2001). "Periods" (PDF). In Engquist, Bjorn; Schmid, Wilfried (eds.). Mathematics unlimited?2001 and beyond. Berlin, New York City: Springer. pp. 771?808. ISBN 9783540669135. MR 1852188.
Footnotes
5^ Yoshinaga, Masahiko (2008-05-03). "Periods and elementary real numbers". arXiv:0805.0349 [math.AG].
Further reading
(引用終り)
以上

921:132人目の素数さん
23/04/05 13:46:16.67 doTWM65u.net
>>919
私が吉永正彦氏の周期の本を買ったのは、超越数の研究の目的もあるけど、
元は「メタマス! オメガをめぐる数学の冒険」という本の内容の補助の目的や、
計算可能実数または計算不可能実数について知りたかったから
他にあるとすれば、実代数幾何学の解析への応用の目的もある

922:132人目の素数さん
23/04/05 17:51:05.37 RfUydVT2.net
↓超平面配置とは自分には結びつけられない話題だ
メタマス!―オメガをめぐる数学の冒険 単行本 – 2007/9/1
グレゴリー チャイティン (著), Gregory Chaitin (原名), 黒川 利明 (翻訳)
5つ星のうち5.0 不完全性定理の雷
> ランダム性は不完全性を意味する・・・
ほとんどの実数
確かに存在する(=正しい)が、決して計算できない・・・
圧縮不可能性=ランダム性(構造の欠如)
確かに存在する(=正しい)が、決して証明できない・・・
ジョン・D. バロウ著『単純な法則に支配される宇宙が複雑な姿を見せるわけ』
「『万物理論』の探求は、世界の究極的な圧縮を求めての探索だ。・・・
計算量と圧縮という概念を用いたチャイティンによるゲーデルの不完全性定理の証明は、
ゲーデルの定理が、
論理的系列が圧縮不能だということを証明できないという事実と等価なことを明らかにした。
我々は、圧縮が究極的なものかどうかを決して証明できない。
もしかすると、より深く、より単純な結合が、
我々に発見されるのを待っているかもしれないのだ」

923:132人目の素数さん
23/04/05 20:33:32.86 Lto72acu.net
次スレ立てた
ここを使い切ったら、次スレへ
(なお、新しい話題など次スレへ書くのもありです)
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ3
スレリンク(math板)

924:132人目の素数さん
23/04/05 20:43:50.89 Lto72acu.net
>>922
ありがとう
チャイティン Chaitin
名前だけは知っている


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