純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)13at MATH
純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)13 - 暇つぶし2ch772:132人目の素数さん
23/07/26 13:33:47.94 gX0O22uw.net
>>699
>>1)可算無限長数列の決定番号の期待値は、無限大に発散している
>この期待値の確率空間を教えてもらえますか?
ゼミの先生の疑問符が、ついたようだ>>700
とりあえず私はスルーw
1)まず、任意の決定番号 dが、自然数Nの元であることは、>>701の2)に書いた
 逆に、任意のd∈Nをとって、dから先が一致する同値類内の無限列を構成出来て(d-1番目は不一致)
 それを例えば無限列rxとして、rxを代表とできるから、rxのdを決定番号とできる
 よって、一つの同値類における代表dの集合をDと書くと、D=Nだね
2)さて、「箱入り無数目」の一つの同値類内の可算無限列の集合をΩとして
 つまり rx∈Ω で、Ωは非可算濃度であることは、>>661などに書いた
 Ωの一つの元 rxから、決定番号dが決まり、dは自然数である
 >>524の関数hを借用して
 h:Ω→D(=N) を考える
 この逆関数 h^-1 を考える。あるdに対応する Ωの元たち(無限列rxたち)は、多数ある
 明らかに、dの増加に対して、Ωの元たちの濃度は増大する(証明はいままで述べたので略す)
 だから、Ωを考えて、決定番号Dの期待値(平均値)を、考えると、N同様発散している(証明は背理法による(>>702の2)))
 なお、強調しておくが、上記のとおり決定番号Dは、一様分布ではない(dを決める代表の分布を反映する)
(また、確率論のプロなら、関数hの可測性を問題にするかもね。この関数の可測性は、ヴィタリの集合の非可測とは異なることを付言しておく)
3)ああ、この期待値の確率空間だったね
 確率空間の記号を下記にならって、 (Ω, F, P) としよう
 但し、いまの場合Ωは、発散する非正則分布なので、コルモゴロフの公理 P(Ω)=1は満たせない
(詳しくは、スレリンク(math板:713番) 非正則事前分布を見よ >>601
 Fは、「事象 d > Dの期待値」からなる
 P(d > Dの期待値)=0 です
(参考)
URLリンク(www.math.kobe-u.ac.jp)
樋口保成 神戸大
講義情報
URLリンク(www.math.kobe-u.ac.jp)
1.1. 確率空間
1.1.4 確率と確



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch