23/07/23 16:01:13.57 equJvKOY.net
>>651
つづき
4)上記3)の結果をたとえ話で説明しよう
a)lemma 1~4は列の長さnに依存しないが、lemma 5 は、列の長さnに依存する
決定番号d=1,2,3 を1~3等賞、金銀銅メダルに例えてみよう
学級内で銅メダル、学年で銅メダル、県大会で銅メダル、全国大会で銅メダル。母数p^(n-1)が大きくほど難しくなる
そして、n→∞なら銅メダルは確率的には不可能になる。また、有限のk位も不可能になる
(あたかも、大海中に目薬を撒いても、検出できないが如し)
b)上記a)の結論は非常に奇妙に見える
しかし、その原因は決定番号というn→∞で場合の数が発散する測度を扱ったことに起因している
c)結論として、「箱入り無数目」の決定番号は、n→∞で有限の番号d=kの確率が0となり、決定番号の大小比較の計算には使えない
念押しだが、2列X,Yで考えて、「箱入り無数目」は
命題P:二つの決定番号dxとdyの比較で→命題Q:dx >= dyとなる確率1/2
で成り立っている
しかし、命題Pの成り立つ確率が0である(上記の通り)
以上
(参考)
URLリンク(bellcurve.jp)
9-2. 確率の計算(数え上げ