23/07/23 16:00:15.51 equJvKOY.net
>>645
>どこがどうトンデモ説なのか詳しくお願いします
お答えします
<高校生でも分かる「箱入り無数目」不成立>
1)反例を構成します
箱に0~p-1までの数を入れるとします({0,1・・p-1}p進数類似。pは1以上の自然数)
確率計算のために、数え上げ測度を使います(詳しくは下記)
列の長さnの数列 sn = (s1,s2,s3 ,・・,sn)を考える(簡単のためn>5とする)
決定番号は、スレリンク(math板:30番) による
ある出題された数列に対して、その数列のしっぽの同値類で
lemma 1. 数え上げで、決定番号d=1 は、1通り(略証:出題と同一数列のみだから)
lemma 2. 数え上げで、決定番号d=2 は、p-1通り(略証:d=2なので、先頭のみ異なる数でp-1通り)
lemma 3. 数え上げで、決定番号d=3 は、p^2-p通り(略証:d=3なので、先頭の2箱のみ異なる数でd=3未満の場合の和を引き算する)
lemma 4. 数え上げで、決定番号d=k(4<=k<n) は、p^(k-1)-p^(k-2)通り(略証:d=kなので、先頭のk-1までの箱のみ異なる数でd=k未満の場合の和を引き算する)
注)lemma 1~4は、列の長さnに依存しないことを注意しておく
2)列の長さnの数列での確率計算をしておこう
lemma 5. 決定番号d=k(4<=k<n) の確率は、{p^(k-1)-p^(k-2)}/p^(n-1)(略証:決定番号n以下(全体)の場合の数はp^(n-1)通りで、これをlemma 4に適用する)
3)列の長さn→∞の数列での確率計算
lemma 6. 決定番号d=k(4<=k) のn→∞の確率は、{p^(k-1)-p^(k-2)}/p^∞ つまり0(略証:lemma 5で、n→∞とすれば良い。なお、lemma 1~4は、列の長さnに依存しない結果だったことを思出そう)
つづく