23/07/21 20:55:53.21 Dpf9+zTy.net
>>600-601
スレ主です
<「箱入り無数目」の決定番号を潰す話>
に加えて
<開けた箱と 開けていない箱の比較の話>
をしよう
これが、時枝「箱入り無数目」のトリックの一つ
これを、以下説明する
1)いま、二人が居て、箱が一つずつ計二つ
これを、AとBとしよう
いま、サイコロの目を入れる
大きい数の人が勝ち(同数は引き分け)
同時に開けるならば、勝ち負けの確率は1/2だ
しかし、Aの箱を開けて1だったら? 引き分け以上は望めない
一方、Aの箱を開けて6だったら? 負けはない
平均の3だったら? 勝ち負け半々だ
2)さて、いま上記は数の範囲に制限があり、平均値3の話です
ところが、決定番号には上限がなく、平均値も∞に発散している
いま仮に、決定番号が、自然数Nの一様な分布だとしよう
Aの箱を開けて有限のmだったら? 平均値が∞に発散しているのだから、まず勝てない
(Bの箱は未開封で、有限のmより大きいと予想されるから)
3)つまり、決定番号のように上限がなく、平均値も∞に発散している場合
Aの箱を開けて有限のmを得たら、Bは平均値も∞に発散しているのだから
未開封のBの箱の数は、mより大と予想され、Aは勝てないという予想になる
これは一見おかしな話に見えるが、その原因は、
”決定番号のように上限がなく、平均値も∞に発散している”数との大小比較を問題にしているからである
つまり、分かっている数m(有限)と、”上限がなく、平均値も∞に発散している”分布の数との比較をすることから来るトリックなのです