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スレタイ 箱入り無数目を語る部屋6 - 暇つぶし2ch58:現代数学の系譜 雑談
22/12/02 07:45:31.15 fZZ7hap7.net
>>52 追加
いま、有限の決定番号Mが、確率的零事象であることの簡単な証明を思いついたので書く
命題:有限の決定番号Mは、確率的零事象である
証明:可算無限個の箱がある。Nは自然数の集合。決定番号の定義は下記です
 1)決定番号Mとは、可算無限長の2つの数列で、Mから先の数が一致すること
 2)つまり、Mから先の可算無限長の数のペアが一致すること
 3)いま、一つのペアが一致する確率をp<1とする
 4)可算無限長の数のペアが一致するならば、その確率はp^N→0
 5)よって、有限の決定番号Mは、確率的零事象である
補足1:一律に「確率をp<1」としたが、pが変わることもある
 しかし、いまの場合、そこまでの厳密な証明の必要はないだろう(気になる人は、考えて下さい。pが変わるときは、上記は厳密には不成立w)
補足2:いま、場合の数を考えてみよう。コイントスで、表1、裏0の数の組合わせで、可算無限長の数列を作る
 1)全体の場合の数は、2^N (非可算)
 2)一方、決定番号Mの場合の数は、自由になる箱はM-1個(最初の箱を1番として)
  よって、場合の数 2^(M-1)→有限
 3)あたかも、無限集合中に有限2^(M-1)個の当りくじがあるが如し
 4)場合の数で考えても、決定番号Mは確率的零事象である
つづく


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