22/11/27 11:12:43.81 zRSM0dm/.net
>>771 補足
(引用開始)
1)要するに
P→Q
P 仮定:当りくじ M0,M1,M2,・・,M99 を引いたら
Q 結論:時枝>>1なり 100人バージョン>>469 成立
ここまでは、いい
2)問題は、
どうやって、当りくじ M0,M1,M2,・・,M99 を引くか?
当りくじを引く方法がない!>>751
3)あと、一見 ”M0,M1,M2,・・,M99”が自然に見える
これがハマリです
代数学ならこれは可。人の意志で、全てが決められるから
だけど、時枝なり 100人バージョンの 確率論や数当てゲームの場合
「人は知っていること(既知)と、まだ知らないこと(未知)とを、峻別する必要があるってこと」>>674
(人は当りくじを選ぶ方法を知らない)
(引用終り)
ここが一番分かりにくいだろう
そこで、拡張確率変数という概念を導入しよう
拡張確率変数とは、正当な確率変数を拡張したもので
時枝>>1のような、本来確率としては扱えないパズルや、非正則分布を使う場合の説明をするための概念です
通常の確率変数 Xiに対して、exprXiと記す
そして、問題の人が未知の場合は、拡張確率変数として扱うことにする
例えば
M0,M1,M2,・・,M99
↓
exprM0,exprM1,exprM2,・・,exprM99
となる
exprM0,exprM1,exprM2,・・,exprM99が既知になれば
M0,M1,M2,・・,M99
となる
もし、一人の人が、exprM0,exprM1,exprM2,・・,exprM99で
exprM1,exprM2,・・,exprM99を知って、M1,M2,・・,M99として、exprM0と比べたらどうか?
exprM0は、無限大まで可能性がある非正則分布を成すから、
max(M1,M2,・・,M99) < exprM0 となる確率は1
つづく