22/11/06 22:49:52.87 4rX/NHRo.net
<前スレより関連コピー>
スレリンク(math板:556番)
>>553
分かってないね
こういうのは、問題を対数 log に変換すれば良いんだよ
えーと、こうだった
>>515-516より 引用開始
URLリンク(www.math.sci.ehime-u.ac.jp)
ルベーグ可測性にかんするソロヴェイのモデル 藤田 博司
ここでP2より
1.1 ボレル集合とその測度
まず n 次元ユークリッド空間 R
n の部分集合 I で n 個の開区間の直積の形
I = (a1, b1) × (a2, b2) × ・ ・ ・ × (an, bn)
になっているものを, 開矩形 (open rectangle) と呼びます. 矩形の測度は
mes(I) = (b1 - a1) × (b2 - a2) × ・ ・ ・ × (bn - an)
によって定めるのが妥当でしょう.
上記は、有限次のn 次元ユークリッド空間 Rの測度で
矩形の測度を定めている
これで、n→∞を考えると
1)もし、全て(bn - an)> 1 ならば、mes(I) →∞に発散する
2)一方、全て(bn - an)< 1 ならば、mes(I) →0に潰れる
(引用終り)
1)これで
log{mes(I)} = Σ i=1~n log(bi - ai)と書ける
n→∞を考えると
log{mes(I)} = Σ i=1~∞ log(bi - ai)
2)ここで、あるm, log|(bm - am) から先が、早く減衰すると
総和Σは、発散せずにある値に収束する
3)その値を、sとでもしますかね
これで、mes(I)=e^s となる
4)減衰の早さの条件は、
積分∫x=1~∞ 1/x が発散することを参考にして
1/xより早く減衰ってことね(正確に書くのが面倒なので、これでお茶を濁しをしますw)
5)だから、無限次元ユークリッド空間全体を扱わずに
こういう扱い易い部分だけを扱うのもありかも
これの類似が、ヒルベルト空間で、
Σ(ai)^2 が収束する部分に限定して扱う
これで十分関数解析などができるらしい
6)でも、有限次元ユークリッド空間でのルベーグ測度は
そのままでは、
無限次元ユークリッド空間全体に拡張しても面白くないってこと
(>>523 藤田 博司 ”無限次元のバナッハ空間では・・ルベーグ測度に相当する具合のいい測度も存在しないので・・”ってことだよ)>>526