純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)11at MATH
純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)11
- 暇つぶし2ch924:最後にあるように、 既約5次方程式で可解な場合には、方程式の群は位数20の線形群になる (アルティン第3章3節、Coxガロア理論下、彌永 ガロア本 第二部などご参照) 2)既約5次方程式で、重根を持たないとする(これ重要) 根 a1,a2,a3,a4,a5 の5つは、相異なるので、 巡回置換 (a1,a2,a3,a4,a5)が存在し、従って位数5の巡回群が方程式の群に含まれる 3)ガロア第一論文の最後にあるように、方程式の群の可解列で、最後{e}(下記では{1}) の一つ前が、位数5の巡回群になる。これに対応するのが、5乗根の添加で 例えば x^5=aで ここから、1の5乗根が出る これで、上記への回答はほぼ終わりだ 4)さて、追加で下記三次方程式における還元不能問題がある (還元不能問題とは、下記のあるように全部実根でも、途中で虚数を必要とすることをいう) 5)5次方程式を含む一般の方程式の還元不能問題については Coxガロア理論下 第III部 第8章 8.6節に詳しい 6)例えば、 命題8.6.4: M⊂Lはガロア拡大で、L⊂Rをみたし、 ある奇素数pに対して[L:M]=pをみたすと仮定する。 このときLはMの実べき根拡大の中に入り得ない 証明(略)(Coxを見よ) この命題は、不還元の場合の解析において鍵となる道具であると書かれている 7)上記の「必ず5乗根が必要」については、これで分かる なお、詳しく書き出せば切りが無い(実はめんどくさい)ので、この程度で終わる」 です つづく
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