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>>217
朝日新聞のインタビューも希望
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国際数学連合の総裁に就く東大教授 中島啓氏
国またぐ交流が研究の礎
このヒト
2022年11月27日 2:00 [有料会員限定] (遠藤智之)日経
世界80カ国・地域以上の数学者が集まる国際数学連合(IMU)の総裁に2023年1月、就任する。任期は4年で、数学のノーベル賞ともいわれる「フィールズ賞」の選考委員会のトップも務める。
新しい図形を作る「幾何学的表現論」の研究などで多くの受賞歴を持つ。「研究の礎になった」と振り返るのは、1990年に京都で開かれた国際数学者会議だ。
自分の専門と離れた分野の発表に触れたことがきっかけで多くの成果につながった。「若い人にもそういう経験をしてもらいたい」と話す。
ロシアのウクライナ侵攻は学術界にも影を落とし、22年にロシアで開催予定だった4年に1度の国際数学者会議はオンライン開催になった。それでも「数学の発展に不可欠な国際交流は絶やさない」と心に決めている。
IMUは第1次大戦後の1920年に設立されたが、敗戦国のドイツを排除したことに異論が出て解散した過去がある。51年に再興した後、東西冷戦下で研究者の往来が難しくなった時期も交流を続けてきた。
「ロシアを排除しようというアカデミア(研究機関)もあるが、IMUは今後もそうした方針はとらない」。決意は固まっている。