22/06/20 07:34:27.08 yrGlRelt.net
>>429 補足
”<一般化その1>(>>408より)
”関数f(z)はz平面の開円板D:|z|<R で正則で
f(z)=g(h(z)) で、gは正則関数であるという条件下で、h(z)は正則関数か?”
とできる(条件f(z)≠0は抜いた。h(z)が”Dでは正則”も抜いた。なお、もとはg(z)=e^zな)”
(引用終り)
ついでに補足する
ここで、「h(z)が”Dでは正則”も抜いた」の意図は、h(z)は一般の解析関数であって、例えばD内に極があっても可とした
だけど、結局は、内に極などがあると、関数f(z)がD内で正則(極などを持たない)に反する気はしている
(h(z)の極を、関数gで消せれば良いけど、どうかな?)
でも、ここで言いたいのは、普遍被覆と持ち上げ論では大したことは言えないんじゃないか?ってこと
要するに、普遍被覆と持ち上げ論の良いところは、細かい話を省いて大雑把で大局的な見方ができること
逆に、黒田の補助定理(逆関数問題)みたいな細かい話(>>429)には、普遍被覆と持ち上げ論を使っても、言えることは少ないと思う
(例えば、URLリンク(www2.meijo-u.ac.jp)
第 15 回 整数論サマースクール 報告集, pp.1-13
リーマン面と代数曲線 吉冨 賢太郎?
P2「リーマン球面の場合は g = 0, 楕円曲線は g = 1 である.」とあるように、
話をリーマン球面(C∪∞)などまで広げれば、極は扱えるが、
今の”関数f(z)がD内で正則(極などを持たない)”には、関係ない)
実際、キーワード:逆関数 普遍被覆 持ち上げ
で検索してみなよ
逆関数について、普遍被覆と持ち上げ論で説明している文献は、無いよ