22/06/19 09:26:49.67 V+/HQXj6.net
>>408
もう少し追加しよう
1)黒田本 補助定理(>>407)を変更して
”関数f(z)はz平面の開円板D:|z|<R で正則であって
f(a)=0 (aは、円板D内の点)であるとする。Dで
f(z)=g(h(z))
をみたすDでは正則な関数h(z)が存在する。ここで、h(0)は、値f(0)のみで定まる”
としてみよう
2)この場合、明らかに 元の問題の指数関数 g(z)=e^z は使えない(e^z は値0を取らないから)
だから、与えられたf(z)によって、使える関数gは制限されてるってことです
3)一方、f(z)について、普遍被覆と持ち上げ論は、元の問題にも変更された問題にも、両方に適用できるだろう
そうすると、普遍被覆と持ち上げ論では、元の黒田補題と、その条件を変えた ”f(a)=0”とした問題とは、区別できないことになる
だから、普遍被覆と持ち上げ論だけでは、この手の逆関数問題は解けない!
(つーか、そもそも、普遍被覆と持ち上げ論は、大雑把すぎて この手の問題には向かないんじゃね?
普遍被覆と持ち上げ論は、もっと大域の話じゃね? 基本群www)
以上