22/01/26 07:23:13.87 yzceE5A3.net
>>557 補足
(引用開始)
そうして、全順序を表す記号 > についていえば、
有限集合→可算無限 N→双方向無限 Z → 非可算無限
と扱う集合の拡張(下記)に応じて、記法も拡張しなければならないよね
有限集合の記法を、無限集合に対して押し付ける人は、頭が固い
(引用終り)
1.いま、順序集合Aとして、実数Rを考える。正の部分をR+={x|x>0, x∈R}とする。同様に、負の部分をR-={y|y<0, y∈R}とする
0に対して、∀y < 0 < ∀x と書ける。Rは連続だから、0の右隣も左隣もないが、何の問題もない
2.いま、順序集合Aとして、有理数Qを考える。正の部分をQ+={x|x>0, x∈Q}とする。同様に、負の部分をQ-={y|y<0, y∈Q}とする
0に対して、∀y < 0 < ∀x と書ける。Qは稠密だから、0の右隣も左隣もないが、何の問題もない
3.いま、順序集合Aとして、整数Zを考える。正の部分をZ+={x|x>0, x∈Z}とする。同様に、負の部分をZ-={y|y<0, y∈Z}とする
0に対して、∀y < 0 < ∀x と書ける。Zは離散だから、0の右隣は+1、左隣は-1となる
<結論>
・全順序を表す記号 < で、上記のように0に対して、右隣や左隣を考えたとき
整数Zでは存在するが、有理数Qや実数Rでは 右隣や左隣は存在しない(なお、0以外についても同様)
・それは、順序集合Aの性質によるのです
以上