21/10/16 09:45:25.78 UMLyo87G.net
>>300
つづき
さて、{・・{{{{{}}}}}・・}ωが、集合Nから余分のaを取る操作 ”-→”で得られることは、上記で示した
集合Nの元は、”元に関する有限の記述では到達できない”という性質を持ち、{・・{{{{{}}}}}・・}ωもその性質を受け継いでいると言える
(∵ "集合Nの元=自然数n には 最大値が存在しない" から)
だから、集合{・・{{{{{}}}}}・・}ωも ”元に関する有限の記述では到達できない”のです
だからと言って、集合論の中に それが存在しない とは言えない。それは、集合Nも同じこと
なお、”元に関する有限の記述では到達できない”身近な例として、集合Nの素数の集合がある
素数は、自分自身と1以外に約数を持たない数として定義できる
しかし、”集合Nの素数の集合”は、”元に関する有限の記述では到達できない”
(∵ 集合Nが、”元に関する有限の記述では到達できない”という性質を持つので、それを受け継いでいるから)
纏めると
1.ツェルメロの後者関数 suc(a)= {a}による {・・{{{{{}}}}}・・}ωは、ノイマンの集合Nから
余分のaを取る操作 ”-→”で、構成できる
2.{・・{{{{{}}}}}・・}ωの元は、”元に関する有限の記述では到達できない”
そもそも、集合Nの元は、”元に関する有限の記述では到達できない”という性質を持つので、その性質を受け継いでいる
(集合Nの元には、最大値が存在しないことから従う)
だからと言って、集合論の中に {・・{{{{{}}}}}・・}ωが 存在しないとは言えない。それは、集合Nに同じ
3.なお、この構成法では、最外側の{}が存在することを、注意しておく
以上