Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 57at MATH
Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 57
- 暇つぶし2ch97:-09) 類体論とはどういうものか? というPDF http://alg-d.com/math/number_theory/class_field_theory.pdf 代数的整数論 類体論 @alg d 2013 年 2 月 9 日 0 初めに この PDF は某国某所で某氏によって開催されたとあるセミナーで発表する内容をまと めたものです.当然,こんな量喋りきれるはずは無いので当日は適当に必要な部分だけ喋 りますが,PDF の用量に制限は無いので書けるだけ書いています.今回の話は類体論が どういうものかを理解してもらうのが目的です.類体論をやるには当然代数的整数論の 基本的な知識が必要ですが,頑張ってその辺をごまかしています.(無理なところは諦め てその辺の知識を仮定しています.) 目的が目的なので類体論の証明などは殆どやりませ ん.というかそういうのを勉強したい方は本を読んで下さい. 1 導入 ~有理数体の類体論へ~ 2 代数体の類体論 K/Q を代数体,m を K のイデアルとする.以下,K は総虚であるとする.(即ち,埋め 込み K ?→ R は存在しないとする.これは以下の議論を簡単にするための仮定である.) 4 現在の類体論 さて,今まで類体論をざっと眺めてきたが,類体論をちゃんと勉強しようと例えば『数 論 I』などを読んでみるとここで書いてきたようなこととは全然違うことが書いてあり ビックリすると思われる (というか筆者の実体験)。今回紹介したのは高木貞治先生が作っ た時の類体論であり,現在では証明も含めて色々と整理されている.ここではそれを軽く紹介する. 既に書いたように「類体 = アーベル拡大体」,即ち類体論とはアーベル拡大の理論であ る.ところでアーベル拡大体たちの合成体はアーベル拡大になるから,特に体 k の全ての アーベル拡大の合成体はまたアーベル拡大である.これを最大アーベル拡大といい kab/k と書く.この拡大の Galois 群 Gal(kab/k) を知ることが重要である.何故ならば任意の アーベル拡大 K/k は kab/k の中間体であり,よって Galois 理論によって Gal(kab/k) の 部分群と対応しているからである. つづく
次ページ続きを表示1を表示最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch