21/06/21 23:47:53.88 SjBw4zP/.net
スレチだが
数学科出身者あるいは数学科生がいる内に、書いておくよ(^^
箱入り無数目という記事が数学セミナーに出た(下記スレご参照)
時枝先生の記事では、可算無限個の箱に数を、例えば任意の実数を入れて、箱を開けずに、確率99%で中の数を的中できるという
その手品のタネは、可算無限個の数列のしっぽの同値類と代表を使えば良いというのです
しかし、大学教程の確率論のIIDを考えれば、可算無限の確率変数Xn (∀n∈N)で
例えば、サイコロの目を入れて、IIDを考えれば、P(Xn)=1/6(∀n∈N)です
区間[0,1]の一様分布の実数rを入れるならば、P(Xn)=0(∀n∈N)です(∵ 区間[0,1]の1点rは、零集合でその測度は0)
IIDを仮定しているので、∀n∈Nで例外なし!
だから、ある箱を確率99%で的中できるという時枝記事の方法は、実際には正当な測度論的裏付けが、無い
(「100列でハズレの列は1列のみ」という論法には、数学的証明が、無いのです)
この理屈が分からないおサルが二匹
どちらも、”0<1<2<...<ω”が有限列と言い張っていたのです。彼らは、数学の有限・無限が分かってないのです!
大学の確率教程で、IIDを学んだ人ならば、時枝先生の「箱入り無数目」記事での、”任意の実数が確率99%で的中できる”などと思うことないと思います
もし居たら、下記のスレに、ご意見を書いて頂ければと思います
(参考)
箱入り無数目を語る部屋
スレリンク(math板)
以上