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>>165
つづき
注)
1)カントルは 1883 年の有名な論文で整列集合の概念を与えて, すべての集合を整列集合にでき
ることは原理であり自明なことであると主張した. 後年になって, 証明を試みたようであるが成果
は得られず, 連続体仮説とともにカントルの残した集合論の大きな課題となった. ツェルメロは選
択公理 (AC2) を原理として提起して, それを用いて整列可能定理を証明した (1904). その議論は
大論争を巻き起こしたが, 情況が明らかになる中で, ツェルメロは集合の公理を提示するとともに,
整列可能定理の別証明を与えた (1908).
2)赤 [] にはツェルメロの元証明にしたがった議論が収められている.
(引用者注:赤 [] は、上記ぱいおつ日記 『集合論入門』(ちくま学芸文庫)赤攝也著 かあるいは、別の赤攝也先生の著作と思われる)
つづく