23/02/05 10:54:31.31 XfMj3WNk.net
>>215 つづき
<層について>
・数学の層も、漢字一文字原則で、誤訳に近くなった例と思う
・層は、下記 英sheafでは 麦類の穂束であって、層の茎とか芽 (germ) と整合するけれども、
層→sheafの変換を頭の中でしないと、ワケワカでしょう
・本来は、下記 秋月(康夫)氏が書いているように、「(仏語)Faisceau の元来の意味は束 (タバ) 」なので、”束 (タバ) ”が一つの候補
しかし、すでに束は、束論で使われているので、漢字一文字原則を優先して、層にしたのでしょう
・いま思うと、漢字二~三文字で、別の分かり易い用語にすべきだったと思う(例えば関数の束で、”関数束”とか”関束”とかw)
・なお、下記[注 2]斎藤毅氏の説明のように、層は関数を一点に潰さずに、位相空間の開集合ベースで局所→大域を扱う概念
それを、(仏語)Faisceau 英sheaf 麦類の穂束 という用語にこめた ジャン・ルレイ氏(岡先生の不定域イデアル類似)
・層コホモロジー(下記)まで行かないと、ありがたみが分からないらしい。勉強する人は、そこまで頑張りましょう!
(参考)
URLリンク(ja.wikipedia.org)