純粋・応用数学(含むガロア理論)5at MATH
純粋・応用数学(含むガロア理論)5 - 暇つぶし2ch610:現代数学の系譜 雑談
20/11/29 21:19:54.98 W+1qgd8S.net
>>541
(補足)
・”2”という数ですぐ連想するのが、有限単純群の分類。Thompsonの有名な定理があり(下記)、「単純群を位数2の元の中心化群の構造によって分類する」ことで、有限単純群の分類が完成した
・こんな大げさな例でなくとも、日常”2”は、”対”であり、陰と陽、プラスとマイナス、男と女、有と無、・・・など、世の中森羅万象の基本でもあるのです
 (例えば、数学的には、プラスとマイナス:-1と1で積を演算として位数2の群を成す。あるいは 有と無:1と0で、mod2 で 和を演算として位数2の群を成す、などなど)
・”2”は、数学にとってもそうだし、森羅万象 日常生活でも、重要な特別の数なのです(^^;
URLリンク(gomiken.in.coocan.jp)
別冊数理科学「群とその応用(サイエンス社,1991年10月)」より
有限単純群の分類 五味健作
(抜粋)
1.Thompsonの業績
1970年という年は,Niceでの国際数学者会議において,Thompsonが有限群論における業績によりFields賞を授与された年である
(2)奇数位数の単純群が可換群であることの証明(Feitと共同で).
(2)は非可換単純群は偶数位数をもち,したがって位数2の元を持つことを意味する.
2.Gorensteinの業績
 Thompsonの項で述べたように,単純群を位数2の元の中心化群の構造によって分類することがBrauerにより提唱され,1970年にはすでに夥しい研究成果が積み上げられていた.
3.Aschbacherの業績
e(G)=1なる群は「薄い」群と呼ばれ,そのような群を分類することは,難問として知られていた.
ところが,これまたAschbacherによって,たちまち



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch