現代数学の系譜 カントル 超限集合論他 3at MATH
現代数学の系譜 カントル 超限集合論他 3 - 暇つぶし2ch57:132人目の素数さん
20/07/28 13:39:21 U9fCF8yb.net
>>55
”This is no different to saying that (an) is equivalent to (bn) if and only if
an = bn for all sufficiently large n. Thus the elements in our new system are
equivalence classes of real sequences, denoted by <an>. We now define the
relevant operations and order of our new system.”

1.Fr フレシェ・フィルター 使って、
 ”to saying that (an) is equivalent to (bn) if and only if an = bn for all sufficiently large n. ”
 つまりは、十分大きなnの先で一致する数列、(an) と (bn) との同値(equivalent)が定義できる
2.で? Fr フレシェ・フィルター って、(an) と (bn) とか、具体的な数列には無関係なんですよね
 (>>50 "On the set N of natural numbers, the set of infinite intervals B = { (n,∞) : n ∈ N} is a Frechet filter base," とか PDF P8の”2.1.1 Definition (Fr´echet Filter). ”の通り)
3.だから、Fr フレシェ・フィルターを使ったところで、数列 (an) の具体的な各値 an については、何も言えませんね
4.一方時枝は、数列 (an) で、ある自然数数 ここではmとして、mより大きな数列 (an) の数値が分かれば
 その値から、am (あるいは i <m なる ai )の値が分かるという主張
5.つまりは、数列のシッポのある後半の部分の数を知ると、それより前(数列の先頭に近い)am ないし i <m なる ai の値を、確率99/100%で的中できるという主張
6.それって、明らかにムリゲーでしょw。なぜなら、数列 (an) のシッポとそれより前の am ないし i <m なる ai の値 は、無関係なんだから
7.そして、それは、大学の確率教程のIID(独立同分布)を知っていれば、反例になることはすぐ分かる
 大学の確率教程のIID(独立同分布)を使って、確率変数 X1,X2,・・・Xn,・・・なる可算無限数列を作れば
 コイントスなら確率1/2、サイコロなら確率1/6 なととなって、確率99/100%なんて、どこからも出てこない
8.だから、数学的には上記7項で終わっている
 数学的に面白いのは、「なぜ、当たるように見えるの?」「なぜみんな引っ掛かるの?」という部分なのです

つづく


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