Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 48at MATH
Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 48 - 暇つぶし2ch210:現代数学の系譜 雑談
20/06/28 11:18:21.59 bfBvt+85.net
川平友規先生が、面白いことを書いているので、転送しておく
スレリンク(math板:421番)
URLリンク(www.math.titech.ac.jp) 川平友規 東工大)
URLリンク(www.math.titech.ac.jp)
多様体の基礎のキソ あとがき 川平 友規(多分 2017年ころ)
このノートのあとがきを書くことにした.
あるときふと,このノートの目標というか,目的というか,そういうものとしてぼんやりと意識していたことが,ふと言語化できた気がしたからだ.
-サルバドール・ダリが 20 代の頃,大嫌いだった建築家ル・コルビュジエと昼食で同席
する機会があった.そのとき,コルビュジェはダリに,「これからの建築はどうなると思うか,
君の意見を聞かせてもらえないかね」と訊ねた.ダリはすかさず,「やわらかくて毛深いものに
なるだろう」と答えた.住宅を「住む機械」とまで喩えたコルビュジェである.彼はダリの答
えに,苦虫を噛み潰したような顔をしたという.
さて私も同じことを,数学で予言したいと思う:
「これからの数学はもっと,『やわらかいもの』になるだろう.」
しかしその具体的な意味は,おそらくダリ自身がそうであったように,よくわからない.あくまで感覚的なものだ.
ダリが主張したのは,建築の構造が「やわらかいもの」になるという意味ではない.建築が「人間にとって,やわらかい」ものになるのだ.
数学も,その論理的厳密性や構造主義的性格が「やわらかく」緩んでしまうことは決して無
いだろう.しかし,われわれが数学に接するときに生じる感覚が,無機的で硬質なものから,は
るかに有機的で,「やわらかい」ものになるだろう.少なくとも,数学を理解する際のインター
フェイスとして,記号や論理以外の別の要素が重要視される日がおとずれる.その別の要素と
は,他ならぬ,人間という存在である.あいまいで,間違いやすく,信頼のおけない,人間という存在である.
ただし,数学が「毛深く」なるかはわからない.数学の「やわらかさ」に付随して,装飾的
で,ときには不快でもあるような要素が生み出されるかもしれない.
私のこのノートも,いまある数学者諸氏にとっては,すでに十分「毛深い」ものかもしれないが.
以上


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