20/06/22 08:27:17.43 nbRw5Tvx.net
もっちは遠アーベル幾何についての実績はあるが
ディオファントス幾何についての実績は(おそらく)ない。
これがすべてを物語ってる。
玉川氏に解説できるのは遠アーベルまででしょ。
遠アーベルは比較的新しい分野で世界の研究者の本気度も不明なのに対して
ディオファントス問題は流行ってる流行ってないに関わらず
数論・代数幾何の底流において常に最重要問題としてあったわけでしょ。
ガウス整数論の主要部は2次のディオファントスだし
ヴェイユの学位論文がモーデルの定理でモーデル予想の解決にも最後まで執念を燃やしていた
グロタンはフェルマーを解くために代数幾何を始めた(?)みたいな発言も聞いたことあるし
ワイルズは谷山・志村予想がフェルマーにつながると知って(他の重要な)
研究をすべて放擲して打ち込んだ、しかも秘密裡にしていたなど。
本気度が凄いわけで、世界における研究者の層にも雲泥の差がある。
つまりこれはどういうことかというと、証明に必要な要素が揃ってるかどうかは
おそらくその道の達人達には分かってしまうだろうということ。