20/05/24 08:50:09 WD4sBPKv.net
>>720
>Cor3.12の不等式の計算で、スカラーj^2が現れる理由を
j^2ではなく、
q^j→q^(j^2) な
思うに理由は 2つ
1.”p-進絶対値”(下記)を考えると、いろんな計算で べきが j よりも j^2 の方が 早く減衰する。つまり、 無限の j を考えるときに便利 (IUTに書いてあったかも)
2.ホッジ・アラケロフ理論の比較定理で、d-捩れ点→ d^2-次元空間と、IUTの j→j^2 と なんか関連がある気がするな
(参考)
URLリンク(repository.kulib.kyoto-u.ac.jp)
宇宙際Teichmuller理論入門(On the examination and further development of inter-universal Teichmuller theory)
星 裕一郎 Aug-2019 数理解析研究所講究録別冊 B76
(抜粋)
P120
§ 12. 主定理の大雑把版
・ テータ値 - つまり, “テータ関数の特殊値” - (= (q^(j^2/(2l)_E)j=1,...,(l-1)/2)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
p進付値
(抜粋)
非アルキメデス距離
p-進付値 vp が与えられたとき、
|x|_{p}=p^{-v_{p}(x)}
と定めて、これを x の p-進絶対値 と呼ぶ。
IUT応援スレ45
スレリンク(math板:29番)
”ホッジ・アラケロフ理論の比較定理は、(大まかには)標数 0 の滑らかな楕円曲線の普遍拡大上の次数が d 未満の多項式の空間は、自然に d-捩れ点上の函数の d^2-次元空間に(制限によって)同型となるという定理である”
か、この d-捩れ点→ d^2-次元空間と、IUTの j→j^2 と なんか関連がある気がするな わからんけどw(^^
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ホッジ・アラケロフ理論
楕円曲線のホッジ・アラケロフ理論は、アラケロフ理論のフレームワークで考える p-進ホッジ理論の楕円曲線についての類似理論である。ホッジ・アラケロフ理論は、 Mochizuki (1999) で導入された
望月の主要な結果であるホッジ・アラケロフ理論の比較定理は、(大まかには)標数 0 の滑らかな楕円曲線の普遍拡大上の次数が d 未満の多項式の空間は、自然に d-捩れ点上の函数の d^2-次元空間に(制限によって)同型となるという定理である