Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 45at MATH
Inter-universal geometry と ABC予想 (応援スレ) 45 - 暇つぶし2ch45:ョ係数や有理係数)場合は満足する結果を与えない。エタール・コホモロジーからねじれを持たないコホモロジー群を得るためには、ねじれを持つ係数のエタール・コホモロジーの逆極限をとればよい。 これはl進コホモロジーもしくはl進エタール・コホモロジーと呼ばれる。ここでlは考えているスキームVの標数pとは異なる任意の素数を表す。たとえば定数層Z/lkZのエタール・コホモロジー の逆極限 としてl進コホモロジーが定義される。ここで注意しなければならないのだが、コホモロジー(右導来関手をとる操作)は逆極限をとる操作と可換ではない。したがってこのl進コホモロジーはエタール層Zlに係数をもつエタール・コホモロジーとは異なるものである。後者のコホモロジーは存在するが"悪い"コホモロジー群を与える。 l進コホモロジーからねじれ部分群を取り除き、標数0の体上のベクトル空間としてコホモロジー群を得たいならば と定義する。ここでこの記法は誤解を与えるのだが、Qlはエタール層でもl進層でもない。 性質 一般的に多様体のl進コホモロジー群は複素多様体の特異コホモロジー群と似たような性質を持つ。ただ特異コホモロジーは整数もしくは有理数上の加群であるのに対して、l進コホモロジーはl進整数もしくはl進数上の加群になる。非特異な射影多様体上のl進コホモロジーはポアンカレ双対性を満たすほかケネスの公式も満たす。 一方l進コホモロジーは特異コホモロジーと異なり、ガロア群の作用を持つという性質がある。たとえば有理数体上定義された複素多様体のl進コホモロジー群は有理数体の絶対ガロア群の作用を持ち、ガロア表現と関係が深い。 (引用終り) 以上




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