20/05/02 20:58:12 qpZJrq8I.net
>>651
Scholze先生に近いところに、研究テーマがあるようにも感じる
(Caraiani-Scholzeとか、Bhatt-Morrow-Scholze とか)
URLリンク(www.kurims.kyoto-u.ac.jp)
名前 越川 皓永 (Koshikawa, Teruhisa)
(抜粋)
Caraiani-Scholze はコンパクトなユニタリ志村多様体に対して,中間次元以外である種のコホモロジー類が消滅するという結果を証明した。
一方, Harris-Taylor が局所Langlands 対応の証明で用いた志村多様体のクラスに対しては, Boyer によってより一般的にどの範囲でコホモロジー類が消えるかをコントロールする結果が得られている。Boyer の結果をCaraiani-Scholze のアプローチから一般化する,あるいは理解するという研究を現在行っている。
Bhatt-Morrow-Scholze は, 再び良還元の場合に, Breuil-Kisin 加群版のコホモロジーの構成にも成功し,さらにBhatt-Scholze はプリズマティックコホモロジーという新しい枠組みを導入している。 この方向についても,引き続き研究を行っている。
[1] ではアーベル多様体のFaltings 高さを代数体上の純モチーフについて一般化する研究を加藤和也のアイデアを修正して行った。正標数の関数体類似に基づいて,[2] では純モチーフの代わりにその$p$進実現であるアイソクリスタルのisotriviality について調べた。