20/02/16 15:16:42.84 e/25rw+d.net
自己愛性パーソナリティ障害の症状は、
高い自尊心と自信を備えた個人の特徴
とも似通っていると捉えることができる。
そこに違いが生じるのは、これらの特徴を生み出す、
基底にある心理機構が病理的であるかどうかである。
自己愛性パーソナリティ障害の人物は
人より優れているという固有の高い自己価値感を有しているが、
実際には脆く崩れやすい自尊心を抱えている。
批判を処理することができず、自己価値観を正当化する試みとして、
しばしば他者を蔑み軽んじることで
内在された自己の脆弱性を補おうとする。
痛ましい水準の自己価値観を有する他の心理学的状態とは対照的に、
自己愛的な性格を特徴づけるのはまさにこの所以である。