現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む83at MATH
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む83
- 暇つぶし2ch346:より直感的な収束の定義である.” なるほど この超準解析の視点は、時枝記事の戦略のトリックを端的に突いている気がする つまり、「数列の ∞ 番目が同じ数」というのが、 時枝記事の戦略のトリックを支えるキーだと看破しているような記述だね(^^; http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kenkyubu/kokai-koza/H29-isono.pdf 平成29年度(第39回)数学入門公開講座テキスト(京都大学数理解析研究所,平成29年7月31日~8月3日開催 超準解析入門 -超実数と無限大の数学- 磯野優介 数学入門公開講座 平成 29 年 7 月 31 日~8 月 3 日 (抜粋) P15-16 4 超実数を用いた解析学の展開 4.1 数列の収束 定義 4.1. 超実数 α が超自然数であるとは,自然数からなる数列 (an)n を用いて α = (an)n と書ける事である.この時もし α が無限大超実数ならば,無限大超自然数という.超自然数 の集合を *N で表す.以後は分かりやすさのため,超自然数は ω, λ 等の記号で表す事が多い. 次の定理は,数列の収束という ε-δ 論法における概念を,超実数のみを用いた条件に言い 換えるものです. 定理 4.7. 実数列 (an)n と実数 a ∈ R に対して,limn→∞ an = a である事の必要十分条件は どんな無限大超自然数 ω に対しても aω =~ a となる事である. 注意 4.8. この定理が証明されれば,最初から limn→∞ an = a の定義を,aω =~ a が全ての 無限大超自然数 ω に対して成立する事としてもよい事になる.これは「数列の ∞ 番目がい つも同じ数」という意味であり,より直感的な収束の定義である.
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