20/01/12 09:26:42.82 x0uq2E9M.net
>>430
やはり本問での確率は箱に入れる実数の値域の可算無限直積空間を標本空間とする確率測度だと思います。
例えばモンティホール問題などでもゲームの主催者は三つの箱に自由に商品を入れる事ができますが、したがってモンティホール問題は確率論の問題ではないという結論にはならないと思います。
主催者がなんらかの意図を持って当たりの箱を選んでいるか、サイココロなどで無作為に選んでいるかはこの場合には問題にならないと思います。
ただし相手がなんらかの意図を持って入れる箱を選択してる場合に確率論ではない方法で解析する数学の議論がゲーム理論などで扱われる事は承知しています。
しかし本問は結局主催者のそのような意図を推察する方法は一切ないしやはり時枝先生のいう"確率"という語が指し示しているのはモンティホールの問題同様箱に入れられる実数の"任意性、あるいは性を指すものでしょう。
いくら主催者が作為を持って箱を選んでいても回答者からみれば無作為に入れられたと解釈すべきでしょう。
そしてこの場合どうやっても時枝記事を正当化する事はできません。
理由はすでにのべた通りです。
そしてその事実はキチンと数学教育を受けた人間ならもちろん同じ結論に到達した事でしょう。
しかしダメですね、チャンチャンで終わらすのはもったいないと考えた末に出てきたのが例の"ナゾナゾ"なんだと思います。