19/12/06 10:41:33.58 mXy02Ftq.net
>>288
>数学も生活の一手段であり
>人生の一部でしかない
佐藤幹夫語録
「数学を考えながらいつのまにか眠り,朝目が覚めたときは既に数学の世界に入っていなければならない.」
物理の大栗先生も京都大でこの言葉を聞いたそうだが
こういう面も必要(業績を上げるために)だが、しかし、未婚の望月新一先生とか、晩婚の佐藤幹夫とか、あれあれ?ですよね
数学で若く業績を上げて、数学が面白くなりすぎて、女性に目が行かなかったのかな?
それは、ちょっとあれですよね。問題ですね(^^;
両方必要と思いますよ
(参考)
URLリンク(mathsoc.jp)
書 評 佐藤幹夫の数学 木村達雄 編 日本評論社 2007 年
近畿大学理工学部 大野泰生
2007 年 10 月 1 日のある新聞に掲載されたこの本の紹介記事の大見出しは,“「幻の数学
者」埋もらせぬ” であった.「幻」「(数学者が)埋もれる」というここでの表現は,私の感覚
とやや異なるけれども,記者の表現したかった意味合いは想像できる.記事の見出しは,「佐
藤幹夫京大名誉教授,初の著作集」「弟子が編集 増刷へ」と続く.この本は,様々な雑誌に
掲載されていた佐藤幹夫先生関連の記事を選び,数編の新しい記事とともに一冊に纏めた,
とてもありがたい本である.
この本には数学と後継者を愛する創造的な数学者 佐藤幹夫先生と,先生を敬い慕う後継
者の方々の気持ちが溢れている,と思う.研究を土台とするこのすばらしい関係や,佐藤先
生の類まれな美的感覚の背景には,必ずすさまじい努力がある.佐藤先生が木村達雄先生に
語られたという荘重な言葉を,「筑波フォーラム」45 号(1996 年刊)から引用させていただ
いて,この書評を締めくくりたい.
「朝起きた時に,きょうも一日数学をやるぞ,と思っているようでは,とてもものには
ならない.数学を考えながらいつのまにか眠り,朝目が覚めたときは既に数学の世界に入っ
ていなければならない.どのくらい数学に浸っているかが勝負の分かれ目だ.数学は自分の
命を削ってやるようなものなのだ.」
(引用終り)