現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79at MATH
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79 - 暇つぶし2ch209:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/28 14:41:24 rRA3+Jnq.net
>>187

内容引用&補足:これを見ると、IUTの意図がなんとなく程度分かるね
URLリンク(www.kurims.kyoto-u.ac.jp)
過去と現在の研究の報告 (2008-03-25 現在) 

初期の歩み
学位を取得した 1992 年夏から 2000 年夏までの私の研究の主なテーマは次の三つ
に分類することができます:

(a) p 進 Teichm¨uller 理論:(1993 年~1996 年)
この理論は、複素数体上の双曲的リーマン面に対する Koebe の上半平面に
よる一意化や、そのモジュライに対する Bers の一意化の p 進的な類似と見る
こともでき、また Serre-Tate の通常アーベル多様体に対する標準座標の理論の
双曲曲線版と見ることもできる。詳しくは、
A Theory of Ordinary p-adic Curves

An Introduction to p-adic Teichm¨uller Theory をご参照下さい。 

(b) p 進遠アーベル幾何:(1995 年~1996 年)
この理論の代表的な定理は、「劣 p 進体」(= p 進局所体上有限生成な体の部
分体)上の相対的な設定において、双曲的曲線への任意の多様体からの非定数
的な射と、それぞれの数論的基本群の間の開外準同型の間に自然な全単射が存
在するというものである。詳しくは、 
The Local Pro-p Anabelian Geometry of Curves
をご参照下さい。

(c) 楕円曲線の Hodge-Arakelov 理論:(1998 年~2000 年)
この理論の目標は、複素数体や p 進体上で知られている Hodge 理論の類似
を、数体上の楕円曲線に対して Arakelov 理論的な設定で実現することにある。
代表的な定理は、数体上の楕円曲線の普遍拡大上のある種の関数空間と、楕円
曲線の等分点上の関数からなる空間の間の、数体のすべての素点において計量
と(ある誤差を除いて)両立的な全単射を主張するものである。この理論は、
古典的なガウス積分
∫ ∞ ?∞ e?x2 dx = √π
の「離散的スキーム論版」と見ることもできる。詳しくは、 
A Survey of the Hodge-Arakelov Theory of Elliptic Curves I, II
をご参照下さい。

つづく

210:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/28 14:41:52 rRA3+Jnq.net
>>188
つづき

新たな枠組への道
Hodge-Arakelov 理論では、数論的な Kodaira-Spencer 射が構成されるなど、
ABC 予想との関連性を仄めかすような魅力的な側面があるが、そのまま「ABC 予
想の証明」に応用するには、根本的な障害があり不十分である。このような障害を克
服するためには、
通常の数論幾何のスキーム論的な枠組を超越した枠組
が必要であろうとの直感の下、2000 年夏から 2006 年夏に掛けて、そのような枠組を
構築するためには何が必要か模索し始め、またその枠組の土台となる様々な数学的イ
ンフラの整備に着手した。このような研究活動を支えた基本理念は、次のようなも
のである: 

注目すべき対象は、特定の数論幾何的設定に登場する個々のスキーム等ではな
く、それらのスキームを統制する抽象的な組合せ論的パターンないしはそのパ
ターンを記述した組合せ論的アルゴリズムである。 
このような考え方を基にした幾何のことを、「宇宙際(Inter-universal=IU)幾
何」と呼ぶことにした。念頭においていた現象の最も基本的な例として次の三つが
挙げられる:

・ログ・スキームの幾何におけるモノイド
・遠アーベル幾何における数論的基本群=ガロア圏
・退化な安定曲線の双対グラフ等、抽象的なグラフの構造
この三つの例に出てくる「モノイド」、「ガロア圏」、「グラフ」は、いずれも、「圏」
という概念の特別な場合に当たるものと見ることができる。(例えば、グラフの場合、
グラフ上のパスを考えることによって圏ができる。)従って、IU 幾何の(すべてでは
ないが)重要な側面の一つは、 
「圏の幾何」
で表されるということになる。特に、遠アーベル幾何の場合、この「圏の幾何」に対応するのは、
絶対遠アーベル幾何
(=基礎体の絶対ガロア群を、元々与えられたものとして見做さない設定での遠アーベル幾何)である。 

つづく

211:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/28 14:42:12 rRA3+Jnq.net
>>189
つづき

この 6 年間(= 2000 年夏~2006 年夏)の、
「圏の幾何」や絶対遠アーベル幾何
を主テーマとした研究の代表的な例として、次のようなものが挙げられる:
・The geometry of anabelioids (2001 年)
スリム(=任意の開部分群の中心が自明)な副有限群を幾何的な対象として扱い、
その有限次エタール被覆の圏の性質を調べる。特に、p 進体上の双曲曲線の数論的基
本群として生じる副有限群の場合、この圏は、上半平面の幾何を連想させるような
絶対的かつ標準的な「有界性」等、様々な興味深い性質を満たす。
・The absolute anabelian geometry of canonical curves (2001 年)
p 進 Teichm¨uller 理論に登場する標準曲線に対して、p 進体上のものとして初とな
る絶対遠アーベル幾何型の定理を示す。

・Categorical representation of locally noetherian log schemes (2002 年)
スキームやログ・スキームが、その上の有限型の(ログ)スキームの圏から自然
に復元されるという、1960 年代に発見されてもおかしくない基本的な結果を示す。
・Semi-graphs of anabelioids (2004 年)
古典的な「graph of groups」の延長線上にある「semi-graph of anabelioids」に対
して、様々なスキーム論的な「パターン」が忠実に反映されることや、それに関連し
た「遠アーベル幾何風」の結果を証明する。
・A combinatorial version of the Grothendieck conjecture (2004 年)
退化な安定曲線に付随する「semi-graph of anabelioids」を、スキーム論が明示的
に登場しない、抽象的な組合せ論的枠組で取り上げ、様々な「遠アーベル幾何風」の
「復元定理」を示す。
・Conformal and quasiconformal categorical representation of hyperbolic
Riemann surfaces (2004 年)
双曲的リーマン面の幾何を二通りのアプローチで圏論的に記述する。そのうちの
一つは、上半平面による一意化を出発点としたもので、もう一つは、リーマン面上の
「長方形」(=等角構造に対応)や「平行四辺形」(=疑等角構造に対応)によるもの
である。

つづく

212:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/28 14:42:31 rRA3+Jnq.net
>>190
つづき

・Absolute anabelian cuspidalizations of proper hyperbolic curves (2005年)
固有な双曲曲線の数論的基本群から、その開部分スキームの数論的基本群を復元
する理論を展開する。この理論を、有限体や p 進体上の絶対遠アーベル幾何に応用
することによって、様々な未解決予想を解く。
・The geometry of Frobenioids I, II (2005 年)
ガロア圏のような「´etale 系」圏構造と、(ログ・スキームの理論に出てくる)モ
ノイドのような「Frobenius 系」圏論的構造が、どのように作用しあい、またどの
ように類別できるかを研究する。
数体に対する Teichm¨uller 理論
2006 年の後半から、目指すべき理論の形がようやく固まってきて、その理論を記
述するための執筆活動が本格的に始まった。この理論の「形」とは、一言で言うと、
巾零通常固有束付きの正標数の双曲曲線に対して展開する p 進 Teichm¨uller 理
論と、「パターン的に」類似的な理論を、一点抜き楕円曲線付きの数体に対し
て展開する 
という内容のものである。因みに、ここに出てくる(数体上の)「一点抜き楕円曲線」
の中に、その楕円曲線の上に展開される Hodge-Arakelov 理論が含まれている。こ
の理論のことを、「IU Teichm¨uller 理論」(=「IU Teich」)と呼ぶことにした。

IUTeich の方は、本質的にスキーム論の枠組の外(=「IU 的な枠組」)で定式化される
理論であるにも関わらず、調べれば調べるほど p 進 Teichm¨uller 理論(=「pTeich」)
との構造的、「パターン的」類似性が、意外と細かいところまで及ぶものであること
に幾度となく感動を覚えたものである。  

つづく

213:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/28 14:43:37 rRA3+Jnq.net
>>191
つづき

2006 年~2008 年春の「IUTeich の準備」関連の論文は次の四篇である:
・The ´etale theta function and its Frobenioid-theoretic manifestations
(2006 年)
p 進局所体上の退化する楕円曲線(= Tate curve)のある被覆の上に存在するテー
タ関数に付随する Kummer 類をエタール・テータ関数と呼ぶ。このエタール・テー
タ関数や、テータ自明化に付随する Kummer 理論的な対象は、様々な興味深い絶対
遠アーベル的な性質や剛性性質を満たしている。これらの性質の一部は Frobenioid
の理論との関連で初めて意義を持つものになる。また、このエタール・テータ関数
は、IUTeich では、pTeich における標準的 Frobenius 持ち上げに対応する対象を定
める予定である。この Frobenius 持ち上げの類似物を微分することによって ABC 予
想の不等式が従うと期待している。このようにして不等式を出す議論は、 
「正標数の完全体の Witt 環上の固有で滑らかな種数 g 曲線の上に Frobenius 持
ち上げが定義されていると仮定すると、その持ち上げを微分して微分層の次数
を計算することにより、
不等式
g ? 1
が従う」
という古典的な議論の IU 版とも言える。

・Topics in absolute anabelian geometry I: generalities (2008 年)
このシリーズ(= I,II,III)の主テーマは、絶対遠アーベル幾何を、「Grothendieck
予想型の充満忠実性」を目標とした視点ではなく、「群論的なアルゴリズム=ソフト」
の開発に軸足を置いた視点で研究するというものである。この第一論文では、様々な
準備的な考察を行う。代表的な定理では、玉川安騎男氏に伝え聞いた未出版の結果か
ら、(半)絶対 p 進遠アーベル幾何では初となる Grothendieck 予想型の「Hom 版」
を導く。因みに、この定理は IUTeich とは直接関係のない結果である。

つづく

214:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/28 14:44:10 rRA3+Jnq.net
>>192
つづき

・Topics in absolute anabelian geometry II: decomposition groups
(2008 年)
IUTeich のための準備的な考察とともに、IUTeich とは論理的に直接関係のない
配置空間の絶対遠アーベル幾何や、点の分解群から基礎体の加法構造を絶対 p 進遠
アーベル幾何的な設定で復元する理論を展開する。ただ、後者の p 進的な理論では、
上述の「Frobenius 持ち上げの微分から不等式を出す」議論を用いており、哲学的
には IUTeich と関係する側面がある。

・Topics in absolute anabelian geometry III: global reconstruction
algorithms (2008 年)
「Grothendieck 予想型の充満忠実性」を目標とする「双遠アーベル幾何」(= bianabelian geometry)と一線を画した「単遠アーベル幾何」(= mono-anabelian geometry)を数体上の大域的な設定で展開する。これは正に
IUTeich で用いる予定の遠アーベル幾何
である。この理論の内容や「IUTeich 構想」との関連性については、論文の Introduction をご参照下さい。
ここで興味深い事実を思い出しておきたい。そもそも Grothendieck が有名な
「Faltings への手紙」等で「遠アーベル哲学」を提唱した重要な動機の一つは正に diophantus幾何への応用の可能性にあったらしい。
つまり、遠アーベル幾何が(ABC 予想
への応用が期待される)IUTeich で中心的な役割を果たすことは、一見して Grothendieck の直感にそぐった展開に見受けられる。一方、もう少し「解像度を上げて」状
況を検証すると、それほど単純な関係にあるわけではないことが分かる。例えば、
Grothendieck が想定していた応用の仕方では、数体上の「セクション予想」によっ
て数体上の有理点の列の極限を扱うことが可能になるという観察が議論の要となる。
これとは対照的に、「IUTeich 構想」では、(数体上のセクション予想ではなく)
数体と p 進体の両方に対して両立的に成立する(絶対遠アーベル幾何の一種で
ある)単遠アーベル的アルゴリズムが主役を演じる予定である。

つづく

215:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/28 14:44:33 rRA3+Jnq.net
>>193

つづき

この「単遠アーベル的アルゴリズム」は、pTeich における MF∇-object
の Frobenius 不変量に対応するものであり、即ち p 進の理論における
Witt 環の Teichm¨uller 代表元や pTeich の標準曲線
の「IU 的類似物」と見ることができる。別の言い方をすれば、この「単遠アーベル的
アルゴリズム」は、一種の標準的持ち上げ・分裂を定義しているものである。また、(単
遠アーベル的な)「ガロア系」の対象が p 進の理論における crystal(= MF∇-object
の下部 crystal)に対応しているという状況には、Hodge-Arakelov 理論における「数
論的 Kodaira-Spencer 射」(=ガロア群の作用による)を連想させるものがある。  
2008 年 4 月から


216: IUTeich 理論の「本体」の執筆に取り掛かる予定である。この作 業は、ごく大雑把に言うと、次の三つの理論を貼り合わせることを主体としたもの である: ・The geometry of Frobenioids I, II ・The ´etale theta function and its Frobenioid-theoretic manifestations ・Topics in absolute anabelian geometry III 因みに、2000 年夏まで研究していたスキーム論的な Hodge-Arakelov 理論がガウス 積分 ∫ ∞ ?∞ e?x2dx = √π の「離散的スキーム論版」だとすると、IUTeich は、 このガウス積分の「大域的ガロア理論版ないしは IU 版」 と見ることができ、また古典的なガウス積分の計算に出てくる「直交座標」と「極座 標」の間の座標変換は、(IU 版では)ちょうど「The geometry of Frobenioids I, II」 で研究した「Frobenius 系構造」と「´etale 系構造」の間の「比較理論」に対応して いると見ることができる。この「本体」の理論は、現在のところ二篇の論文に分けて 書く予定である。  つづく



217:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/28 14:44:59 rRA3+Jnq.net
>>194

つづき

・Inter-universal Teichm¨uller theory I: Hodge-Arakelov-theoretic aspects
(2009 年に完成(?)予定)
p 進 Teichm¨uller 理論における曲線や Frobenius の、「mod pn」までの標準持ち上
げに対応する IU 版を構成する。
・Inter-universal Teichm¨uller theory II: limits and bounds (2010 年に完
成(?)予定)
上記の「mod pn」までの変形の n を動かし、p 進的極限に対応する「IU 的な極
限」 を構成し、pTeich における Frobenius 持ち上げの微分に対応するものを計算
する。
(引用終り)
以上

218:132人目の素数さん
19/11/28 22:40:49.02 lvt0VL8R.net
4050
しろ@hu_corocoro 11月27日
苦節6ヶ月、初満点&一等賞です!
URLリンク(twitter.com)
(deleted an unsolicited ad)

219:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/28 23:10:56 QdpmOFrx.net
>>196
おめでとうございます
凄いですね(^^

220:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/11/28 23:48:43.22 QdpmOFrx.net
メモ貼る
URLリンク(www.youtube.com)
Peter Scholze - The geometric Satake equivalence in mixed characteristic
7,685 回視聴?2017/04/13
Institut des Hautes Etudes Scientifiques (IHES)
チャンネル登録者数 2.91万人
Seminaire Paris Pekin Tokyo / MArdi 11 avril 2017
In order to apply V. Lafforgue's ideas to the study of representations of p-adic groups, one needs a version of the geometric Satake equivalence in that setting.
For the affine Grassmannian defined using the Witt vectors, this has been proven by Zhu.
However, one actually needs a version for the affine Grassmannian defined using Fontaine's ring B_dR, and related results on the Beilinson-Drinfeld Grassmannian over a self-product of Spa Q_p.
These objects exist as diamonds, and in particular one can make sense of the fusion product in this situation; this is a priori surprising, as it entails colliding two distinct points of Spec Z.
The focus of the talk will be on the geometry of the fusion product, and an analogue of the technically crucial ULA (Universally Locally Acyclic) condition that works in this non-algebraic setting.

221:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/11/28 23:52:37.94 QdpmOFrx.net
>>198
>Satake equivalence
Satakeは、下記だろうね
URLリンク(ja.wikipedia.org)
佐武一郎
(抜粋)
佐武 一郎(さたけ いちろう、1927年 - 2014年10月10日)は、日本の数学者。山口県出身。
カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。東北大学名誉教授。理学博士。
専門は微分幾何学、代数群


222:。佐武同型(英語版)(Satake isomorphism)、志村多様体の佐武コンパクト化、ディンキン図形の一般化である佐武図形(英語版)(Satake diagram)などで知られる。 著書の『線型代数学』は線型代数学の入門書として有名であり[1]、現在でも広く読まれている。 略歴 1927年 - 山口県に生まれる 1950年 - 東京大学理学部数学科卒業 1959年 - 東京大学 理学博士 論文の題は「The Gauss-Bonnet theorem for 5-manifolds (5多様体についてのガウス-ボネットの定理) 」[2]。 1962~63年 - 東京大学教授 1963~68年 - シカゴ大学教授 1968~83年 - カリフォルニア大学バークレー校教授 1980~91年 - 東北大学教授 1991~98年 - 中央大学理工学部数学科教授



223:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/11/28 23:58:19.75 QdpmOFrx.net
>>198
>Satake equivalence
下記かな~?(^^;
”The geometric Satake equivalence is a geometric version of the Satake isomorphism, proved by Ivan Mirkovi? and Kari Vilonen (2007).”
”which is a fortiori an equivalence of tannakian categories (Ginzburg 2000).”
URLリンク(en.wikipedia.org)
Satake isomorphism
(抜粋)
Jump to navigationJump to search
In mathematics, the Satake isomorphism, introduced by Ichir? Satake (1963), identifies the Hecke algebra of a reductive group over a local field with a ring of invariants of the Weyl group.
The geometric Satake equivalence is a geometric version of the Satake isomorphism, proved by Ivan Mirkovi? and Kari Vilonen (2007).
Statement
Classical Satake isomorphism Let {\displaystyle G}G be a semisimple algebraic group, {\displaystyle K}K be a non-Archimedean local field and {\displaystyle O}O be its ring of integers. It's easy to see that {\displaystyle Gr=G(K)/G(O)}{\displaystyle Gr=G(K)/G(O)} is grassmannian.
Then, the geometric Satake isomorphism is
{\displaystyle K(Perv(Gr))\otimes _{\mathbb {Z} }\mathbb {C} \quad {\xrightarrow {\sim }}\quad K(Rep({}^{L}G))\otimes _{\mathbb {Z} }\mathbb {C} }{\displaystyle K(Perv(Gr))\otimes _{\mathbb {Z} }\mathbb {C} \quad {\xrightarrow {\sim }}\quad K(Rep({}^{L}G))\otimes _{\mathbb {Z} }\mathbb {C} },
which can be obviously simplified to
{\displaystyle Perv(Gr)\quad {\xrightarrow {\sim }}\quad Rep({}^{L}G)}{\displaystyle Perv(Gr)\quad {\xrightarrow {\sim }}\quad Rep({}^{L}G)},
which is a fortiori an equivalence of tannakian categories (Ginzburg 2000).

224:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 00:19:47 KnsCfpdu.net
>>200
>which is a fortiori an equivalence of tannakian categories (Ginzburg 2000).

淡中先生(^^
URLリンク(en.wikipedia.org)
Tannakian formalism

In mathematics, a Tannakian category is a particular kind of monoidal category C, equipped with some extra structure relative to a given field K.
The role of such categories C is to approximate, in some sense, the category of linear representations of an algebraic group G defined over K.
A number of major applications of the theory have been made, or might be made in pursuit of some of the central conjectures of contemporary algebraic geometry and number theory.

The name is taken from Tannaka?Krein duality, a theory about compact groups G and their representation theory.
The theory was developed first in the school of Alexander Grothendieck. It was later reconsidered by Pierre Deligne, and some simplifications made.
The pattern of the theory is that of Grothendieck's Galois theory, which is a theory about finite permutation representations of groups G which are profinite groups.

Contents
1 Formal definition
2 Applications
3 Extensions

つづく

225:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 00:20:19 KnsCfpdu.net
>>201
つづき

Applications

The Geometric Satake equivalence establishes an equivalence between representations of the Langlands dual group {}^{L}G} of a reductive group G and certain equivariant perverse sheaves on the affine Grassmannian associated to G.
This equivalence provides a non-combinatorial construction of the Langlands dual group. It is proved by showing that the mentioned category of perverse sheaves is a Tannakian category and identifying its Tannaka dual group with {}^{L}G}.

Extensions
Wedhorn (2004) has established partial Tannaka duality results in the situation where the category is R-linear, where R is no longer a field (as in


226:classical Tannakian duality), but certain valuation rings. Duong & Hai (2017) showed a Tannaka duality result if R is a Dedekind ring. Iwanari (2014) has initiated the study of Tannaka duality in the context of infinity-categories.



227:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/11/29 00:29:29.74 KnsCfpdu.net
>>202
>Iwanari (2014) has initiated the study of Tannaka duality in the context of infinity-categories.
岩成 勇 先生、東北大だけど、
”2009年度: 京大, 数理解析研究所, 研究員”とあるから、京大出身かも
References
URLリンク(arxiv.org)
Iwanari, Isamu (2014), Tannaka duality and stable infinity-categories, arXiv:1409.3321, doi:10.1112/topo.12057
Comments: The final version. Published in Journal of Topology, Wiley 2018
URLリンク(nrid.nii.ac.jp)
岩成 勇 Iwanari Isamu
所属 (過去の研究課題情報に基づく) *注記 2018年度 ? 2019年度: 東北大学, 理学研究科, 准教授
2017年度: 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授
2016年度: 東北大学, 理学研究科, 准教授
2012年度 ? 2015年度: 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授
2012年度: 東北大学, 大学院・理学研究科, 准教授
2011年度: 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教
2009年度: 京大, 数理解析研究所, 研究員
URLリンク(sites.google.com)
Isamu Iwanari's Home Page

228:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/11/29 00:33:22.40 KnsCfpdu.net
>>201
URLリンク(ja.wikipedia.org)
淡中忠郎
(抜粋)
淡中 忠郎 (たんなか ただお、1908年12月27日 - 1986年10月25日 )は日本の数学者。専門は代数学。
愛媛県生まれ。1945年東北帝国大学教授、後に東北学院大学教授を務めた。ポントリャーギン双対性をコンパクト群へ拡張した淡中-クラインの双対定理で著名。
この定理はグロタンディークによる淡中圏の概念へと発展した。
東京出版の月刊誌『大学への数学』で、「数学雑談」という連載記事の執筆を1960年(昭和35年)から[1]晩年まで担当していた。
URLリンク(kotobank.jp)
淡中 忠郎(読み)タンナカ タダオ コトバンク
(抜粋)
生年明治41(1908)年12月27日
没年昭和61(1986)年10月25日
出生地愛媛県松山市
学歴〔年〕東北帝国大学理学部数学科〔昭和7年〕卒
学位〔年〕理学博士(東北帝国大学)〔昭和16年〕
主な受賞名〔年〕勲三等旭日中綬章〔昭和55年〕
経歴昭和7年第二高等学校講師、9年東北帝国大学講師、17年同助教授、20年同教授、30年米国プリンストン高級研究所員、47年東北学院大学教授、55年CAP予備校校長を歴任。著書に「双対定理」「位相群論」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について

229:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/11/29 10:16:03.10 CoYajOLi.net
メモ

URLリンク(www.gizmodo.jp)
GIZMOD
韓国の囲碁世界チャンピオンが「AIは倒せない存在だ」と引退
2019.11.28 16:00
author Jennings Brown - Gizmodo US[原文]( 岡本玄介 )
(抜粋)
URLリンク(assets.media-platform.com)
白黒ハッキリさせたいタイプ。
囲碁の世界的な人間のチャンピオンのひとりが、もはやAIとは競争できないという理由で、プロ棋士の立場から引退することを決めました。
韓国人の囲碁棋士イ・セドル氏は、2016年3月にGoogle Deepmindの人工知能AlphaGoと対決し、世界的に有名になった人物です。AlphaGoはセドル氏との5試合のうち4試合を勝利し、AIがもっとも複雑で抽象的な戦略ゲームのひとつで人間を負かせるほど進化していることを、世界的な舞台で証明したのでした。
対局当時から漂う悲壮感
セドル氏は負けた後も挫折感を隠しませんでした。彼は第3局後にこう言いました。

230:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/11/29 10:21:24.04 CoYajOLi.net
>>205
数学では部分的に、同じように、ヒトを機械が上回ることが起きて来ていた
・πの計算
・表計算(含む関数計算、例エクセル)
・有限群の計算
・数式処理ソフト
など
これからは、AIが入ってくるだろう
しかし、囲碁などと違うのは、数学は不完全性定理により、ルール(=公理や定義)が変わるから
人間の役割は、無くならないのではないでしょうか?(^^;

231:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 11:28:33 CoYajOLi.net
>>160 関連

IUTうまく行ってほしいですね(^^;

URLリンク(twitter.com)
math_jinさんがリツイート
Fumiharu Kato 加藤文元
@FumiharuKato
11月25日
その他
拙著『宇宙と宇宙をつなぐ数学』(KADOKAWA)

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232:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 13:46:48 CoYajOLi.net
メモ

URLリンク(www.nikkei.com)
国産データベース開発、技術革新で巡ってきた勝機
2019/11/28 2:00日本経済新聞 電子版

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が5年と25億円を投じて、国産の新しいリレーショナルデータベース(RDB)を開発している。日経 xTECHの取材でその詳細が明らかになった。
RDBの世界で近年、DBエンジンの作り直しが必須となる目覚ましい技術進化が起こっていることから、新規参入にも勝算があると判断した。

NEDOのRDB開発プロジェクトは「実社会の事象をリアルタイム処理可能な次世代データ処理基盤技術の研究開発」で、2018年度からの5年間に25億円の国費を投じる。開発はNEC、ノーチラス・テクノロジーズ(東京・品川)、東京工業大学、大阪大学、名古屋大学、慶応義塾大学などに委託する。

■厳格なトランザクションと高速な分析を両立

新RDBの特徴は厳格なオンライントランザクション処理(OLTP)が可能でありながら、ビッグデータ分析にも使用できる高いオンライン分析処理(OLAP)性能を有


233:していることだ。 OLTPとOLAPの両立はハイブリッドトランザクション/分析処理(HTAP)と呼ぶ。OLTPで用いる行方向のデータは不揮発性メモリーを採用する主記憶(メインメモリー)に格納し、OLAP用の列方向のデータを2次記憶装置に格納する。2次記憶装置にも不揮発性メモリーを使用する。 OLTPに関しては、トランザクション処理の分野で一般的なベンチマークである「TPC-C」において1ノードで1000万トランザクション/秒(TPS)の達成を当面の目標とする。 そしてトランザクション処理においては、一貫性と隔離性のレベルを示す「トランザクション分離レベル」が最も高い「SERIALIZABLE(シリアライザブル=直列化可能)」を保証する。 2次記憶装置にデータを格納する前にデータを処理するストリーミング処理にも、RDBそのもので対応する。従来はストリーミング処理のために、RDBとは別に処理機構を用意する必要があった。 つづく



234:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 13:47:23 CoYajOLi.net
>>208

つづき

OLAP高速化のために探索的データ分析を高速に実行するフレームワークも開発する。OLAPのクエリー(問い合わせ)を実行する前に機械学習ベースのアルゴリズムによってその内容を分析し、クエリーにとって最適なスキーマ(構造)を設定する。クエリー実行計画に加えてデータ構造も最適化することで、探索的データ分析を高速化する。

■PostgreSQL互換、OSSとして公開

新しいRDBはOLTPエンジンとOLAPエンジンの両方を搭載する。両エンジンに対応するクエリーのコンパイラーも開発する。完全に新規開発のRDBではあるが、SQLクエリーなどアプリケーション開発者にとってのインターフェースはオープンソースソフトウエア(OSS)のRDBであるPostgreSQL(ポストグレスキューエル)互換とすることで、使い勝手を良くする。
新RDB自体もOSSとして公開する計画だ。

RDB市場は現在、米オラクルや米マイクロソフトといった海外の巨大IT(情報技術)企業の独壇場だ。そうした中で国産RDBに勝機はあるのか。

開発リーダー役を務めるノーチラスの神林飛志会長は「DBの分野で近年、パラダイムシフトと言うべき目覚ましい技術進化が起こっている。この動きに対応するためには、既存DB製品もアーキテクチャーを根本から作り替える必要がある」と語る。全ての製品が作り直しになるのだから、新規開発の製品にもチャンスがある。それが国産RDBを新規開発する理由だという。

RDBの世界で近年、最も目覚ましい技術進化が起こっているのはトランザクション処理だ。現在の主要RDB製品で採用されている「2相ロック(2PL)」や「マルチバージョン同時実行制御(MVCC)」といったトランザクション処理方式は、1980年代末までに開発されたもの。それから四半世紀、トランザクション処理方式に大きな進化はなかった。

しかし13年に「SILO」という新しい方式が提案されてから「トランザクション処理方式の常識が大きく変わり始めた」(慶応義塾大学環境情報学部の川島英之准教授)。このSILOは、今回の新しい国産RDBにも影響を与えている。

つづく

235:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 13:47:51 CoYajOLi.net
>>209

つづき

■楽観的制御と高い分離レベルを両立

SILOの特徴は「SERIALIZABLE」の分離レベルを保証しながら、処理性能も高い点だ。現在の主要RDB製品もSERIALIZABLEを使用できるが、処理性能が大きく落ちてしまうため、デフォルト設定においてトランザクション分離レベルは2段階低い「READ COMMITTED(リード・コミッテッド=コミットされた読み取り)」になっている。SILOのような高い分離レベルと高い処理性能の両立は画期的だった。

SILOはロックを基本的に用いない「楽観的並行実行制御(OCC)」と、複数の


236:トランザクションをまとめてログに記録する「グループコミット」を採用している。基本はロックフリーでトランザクションを並列処理して性能を高めつつ、わずかな時間だけロックを使うことでデータの一貫性を確保するテクニックを用いている。 具体的には、SILOはトランザクション処理を「Read(読み取り)」「Validation(検証)」「Write(書き込み)」の3段階で実行し、Validationの際に当該トランザクションがアクセスするデータアイテムに対してだけロックをかけ、Writeが終わったらロックを解除する。Validationとは他のトランザクションとの競合がなかったか検証するフェーズだ。 Validationによってトランザクション処理の一貫性を保証する。現在の主要RDB製品が採用する悲観的並列実行制御はデータアクセス前からデータアクセス終了までロックする。それに比べてSILOはロック時間が短い。 SILOはグループコミットを採用し、多数のトランザクションのログレコードをストレージに対して並列的に書き込む。近年の不揮発性メモリーが備える高速な書き込み性能を十分に活用できる。 13年に米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームがSILOを提案して以降、SERIALIZABLEを保証する高速なトランザクション処理方式が次々と考案されている。 つづく



237:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 13:48:17 CoYajOLi.net
>>210

つづき

■トランザクション処理方式でも国産目指す

NEDOの新RDBは、まずSILOを採用したDBエンジンを開発する予定だ。その後さらにSILOよりも性能が高いトランザクション処理方式を独自に開発して実装する計画になっている。

ノーチラスの神林会長は「新しいトランザクション処理方式の考案はほぼ済んだ。20年には新方式を実装したプロトタイプを作って性能を示す」と語る。新RDBの完成は22年度の予定だが、早ければ2020年にもその実力の一端が示されることになりそうだ。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 中田敦)

[日経 xTECH 2019年10月23日付の記事を再構成]
(引用終り)
以上

238:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 13:53:37 CoYajOLi.net
>>206
4色問題とかケプラー予想もあったかな(^^;

URLリンク(ja.wikipedia.org)
(抜粋)
ケプラー予想(ケプラーよそう、英: Kepler conjecture )とは、17世紀の数学者・天文学者ヨハネス・ケプラーに由来する、三次元ユークリッド空間における球充填に関する数学的な予想である。
それによると、等しい大きさの球で空間を充填(パッキング)するとき、平均密度が立方最密充填配置(面心立方)ならびに六方最密充填配置を越えることはない。これらの配置の密度はおよそ74.05%である。

1998年にトーマス・C・ヘイルズ(英語版)はラースロー・フェイェシュ=トート(英語版)が提案した方法[1]に従ってケプラー予想を証明したと発表した。
多数のケース一つ一つを複雑なコンピュータシミュレーションでチェックするしらみつぶし法(英語版)であった。
査読者は証明が正しいことを「99%確信している」と評した。
よってケプラー予想は定理として受け入れられる寸前に来ている。
2014年、ヘイルズに率いられたフライスペック・プロジェクト(英: the Flyspeck project)のチームは、定理証明支援ツールであるIsabell(英語版)およびHOL Light (英語版)を組み合わせて用いることにより、
ケプラー予想の形式的証明を完了したと発表した。

239:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 15:42:55 CoYajOLi.net
>>208
>ノーチラス・テクノロジーズ(東京・品川)

これか(^^
URLリンク(enterprisezine.jp)
EnterpriseZine
DBプロに会いたい!
「すべてのIT屋は全力で反省しろ!」― ノーチラス・テクノロジーズ 神林飛志さん
加山 恵美[著]edited by DB Online ? 2015


240:/10/07 06:00  IT業界にいると、しばしばファンタジーに酔わされる。「ほにゃららコンピューティングが世界を変える」とか「ほにゃららでビジネスの革新を」とか。耳あたりのいい言葉、前向きなコピー、未来を感じさせる謎のカタカナ文字、イベントの基調講演前に流れるかっこいい映像――こうしたITのファンタジーを怒髪天を衝く勢いで否定するのが、今回のDBプロ、ノーチラス・テクノロジーズの神林飛志さんだ。 公認会計士からプレイングCTOへ https://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/7263/7263_1.jpg 神林飛志さん。キレ芸が魅力(ちょと怖い) 「ITで世界が変わった?変わってないから!」 「ITなんてなくても世界は回るから!全てのIT屋は反省すべき!全力で反省しろ」 「ITエンジニアなんて世の中で一番要らない職業だから!」  ……とまあ、この調子で取材に来るなり、全否定。けんもほろろ、とりつく島もない勢い。  今回のDBプロはノーチラス・テクノロジーズ 代表取締役社長の神林飛志さん。某イベントで行なわれたパネルディスカッションでこのキレっぷりを目撃したDBオンライン編集部たっての希望で実現した取材である。とあるデータベースの重鎮も「ちょっと怖いかもしれないけど、面白い人だから話を聞いてごらんよ」と太鼓判。そこでやってきてみれば、やっぱりちょっと怖い。でも確かに面白い。  「ぼくはITやコンピュータに幻想がないから」という神林さん、波瀾万丈な経歴の持ち主でもある。抜粋して流れを追ってみよう。 つづく



241:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/29 15:43:18 CoYajOLi.net
>>213
つづき

 まず社会人としての経歴は会計事務所の公認会計士から始まった。学生のうちにに資格試験に合格したため、大学卒業前から公認会計士として働き始めたという。そこで企業買収などの案件を手がけた。IT業界だとM&Aなんて珍しい話ではないが、90年代当時の日本では「会社は売りものじゃない」という感覚があったそうだ。ちょっと隔世の感。

 「短期間で対象となる企業や業界の事情をマスターしなくてはならないため、仕事はとてもタフでした」と神林さんは振り返る。

 数年後、茨城を中心に店舗を展開するカスミストアのCIO兼CTOに就任する。実は神林さんはカスミストア創業者の息子。家業を継ぐような感覚だろうか。神林さんのITキャリアはここがスタート地点となる。

 任されたのは汎用(はんよう)機で作られた業務システムの刷新。「フルスクラッチで書き換えました。3年くらいかかったかな」とさらりと言う。自らコードも書いたそうだ。

 公認会計士からいきなりプレイングCTOである。当初は「未経験でそんな無茶な!」と思えたが、実は神林さんはコンピュータの知識は十分に持っていた。中学生ごろからパソコンでゲームを始めたそうだ。どんな遊び方をしたかと話を聞くと、いつの間にか話はダンプのとりかたになっていた。ダンプである。ダンプ?

 それから学生時代。「大学生の時にLinuxが出まして。インターネットを始めたんですが。とはいえ、当時のインターネットってメールでしたけど」と話す。Linuxは楽しかったらしい。メールが?と思いきや違うらしい。「毎日コンパイルしていました」。

 ダンプもコンパイルもお手のもの。神林さんはコンピュータはかなりの経験者であった。だから業務システムの刷新すら、自ら手がけられてしまうわけだ。コンピュータならどんな言語を使おうと「結局バイナリでしょ」という感覚。すごく機械に近いレベルを知っている。経営も知っている。だから冒頭のような話となる。コンピュータやITを概念的なものとしてとらえていない。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。
(引用終り)
以上

242:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/11/29 16:05:59.66 CoYajOLi.net
>>208 参考
もと記事
URLリンク(tech.nikkeibp.co.jp)
2019/10/23 05:00
ニュース解説
NEDOが25億円投じ日の丸RDBを開発中、「国産にも勝機あり」と自信を見せる理由
中田 敦=日経 xTECH/日経コンピュータ

243:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/11/30 23:10:51.99 4Ujjq2jv.net
Inter-universal geometry と ABC予想 42
スレリンク(math板:534番)-
534 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2019/11/29(金) 23:37:45.11 ID:SJwiXU4F [4/5]
(抜粋)
>要するに、圏、トポス、グロタンディーク宇宙で充満多重同型+ラベルを使えばsimulate a∈a、loops of mutationsが可能となり、
>ディオファントス幾何の難問に取り組むことができると考えたのでしょう
>以前、「充満多重同型を認めて初めてラベルの問題になる」と書いたことがありますが、
>おそらく着想から言えば逆で、「ラベルを前提にして充満多重同型を必要・有意味なものにする」と言う方が正しいのでしょうね
(引用終り)
難しすぎて、さっぱり分かりませんが
過去、便法として導入された疑似数学的手法なり対象が
後に、数学として正統化されたことは、多々ある
古くは射影幾何の無限遠点とか
微分方程式解法のヘビサイド演算子法とか
物理学者ディラックのδ関数
微分積分も、ニュートンは現在の視点では決して厳密なものではないとか
IUTも、修正してギャップを埋められるか
あるいは、同じ事を別の圏論構成で証明するとかできれば
それはそれで意味があるのでしょう

244:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/30 23:22:27 4Ujjq2jv.net
>>215 追加(あまり関係ないが)

URLリンク(tech.nikkeibp.co.jp)
2019/11/28 05:00
技術者の転職 ホントの話
転職後は「社内ぼっち」で構わない、薄くて弱い人間関係をたくさん作ろう
天笠 淳=アネックス代表取締役/人事コンサルタント
日経 xTECH

 新しい職場、新しい仲間、新しいスキルや経験など、転職で新たに得られるものはたくさんあります。一方で、失うものもあります。これまでに10回の転職を経験している筆者からすれば、転職して失った最も大きいものは「人間関係」でした。

 転職すると、よく分かり合っている職場の仲間を失います。同僚だけでなく、顧客や取引先との関係もリセットされます。何年もかけて信頼関係を築き上げてきた人たちに別れを告げて、新たな関係を一から作る必要があります。あまり意識されていませんが、これがなかなか大変なのです。

 新たな知識やスキルは努力次第で身につけられるでしょうが、人間関係は相手があるものなので、自分の力で


245:コントロールできるわけではありません。また人間関係を築く土台として、転職先の雰囲気、つまり「組織風土」はとても重要です。組織風土になじめないと、人間関係構築のハードルはさらに高くなります。  転職後、「社内ぼっち(社内でひとりぼっち)」の状態で心細い――。そんな状況に陥る人も少なくないようです。 前職の同僚との関係も変わってしまう  転職すると、前職の同僚との関係も変わります。転職後に何かのついでに前職を訪問すると、良き話し相手だったはずの同僚から「いいな、お前は自由で」「いつかお前と同じように辞めてやる」などといった言葉をかけられることがあります。そして、仕事の愚痴を聞かされます。  別に会社に恨みがあるから転職したわけではなくても、現状の仕事に不満を抱えている人の中では、あなたも恨みを持って辞めたことになっています。またあなたの退職後、偶然退職者が何人か出たりすると、退職の火付け役のような言われ方をします。  筆者にも経験があります。筆者は人事系の職種だったので、「お前が辞めるということは、会社はよほどひどい状態なのではないか」と在職者に言われました。 つづく



246:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/11/30 23:23:00 4Ujjq2jv.net
>>217

つづき

 転職が決まると、それまであまり付き合いがなかった人が近寄ってくることもあります。筆者は退職時に、「お前のように、いつかは俺もこの会社を辞めてやる」と何人かに声をかけられた経験があります。しかし面白いもので、そうした人はほぼそのまま同じ会社にとどまっています。転職は無理にするものではありませんから、願望として心に置いているくらいがちょうど良いのかもしれません。

 このように、転職すれば前職の同僚との人間関係がギクシャクしたり、途切れたりすることが多くあります。筆者は退職時に「近くまでお越しの際は気軽にお立ち寄りください」と言うようにしていましたが、実際に寄ってくれた元同僚は1人もいませんでした。

薄くて弱い人間関係をたくさん作る
 人生のことを真剣に話せるのは、ずっと一緒に何かに取り組んでいた親友よりも弱い絆の友人であると言われています。転職する際には、自分を定点観測してくれる弱い絆の仲間がいることが、意外と励みになります。

 弱い絆については、米スタンフォード大学のマーク・グラノヴェッター博士の論文『The Strength of Weak Ties』で紹介されています。日本では「弱い紐帯(ちゅうたい)の強み」と紹介されることが多いようです。筆者なりに意訳すれば、「有益な情報をもたらすのはあまり親しくない人、言い換えれば弱い絆の人」だということです。

 つながりが強く厚い人間関係よりも、やや薄めの人間関係の方が、自分にとって役に立つ情報を得やすい。これはキャリアや転職にも当てはまる部分があると筆者は考えています。

 薄い関係にある人の方が、その人の状況や人生観を深く知らない分、示唆に富むアドバイスがしやすいようです。また薄い関係にある人からの方が、アドバイスされた方も素直に受け止められる側面があるでしょう。このように転職については、弱い絆の相談者をどれだけ作るかがキーになってくるとも言えます。

 転職後に「社内ぼっち」になっても不安にならず、まずは目の前の仕事をこなしながら薄く弱い人間関係をたくさん作ることに努めましょう。少し時間がたったら、その中で自分が必要とする人、関係性を深めていきたい人とのつながりを強めていけばよいのではないでしょうか。
(引用終り)
以上

247:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 11:01:07.28 id6ENHqe.net
メモ
URLリンク(ja.wikipedia.org)
モデル理論
(抜粋)
モデル理論(英語: model theory)は、数理論理学


248:による手法を用いて数学的構造(例えば、群、体、グラフ:集合論の宇宙)を研究(分類)する数学の分野である。 モデル理論における研究対象は、形式言語の文に意味を与える構造としてのモデルである。もし言語のモデルがある特定の文(英語版)または理論(英語版)(特定の条件を満足する文の集合)を満足するならば、それはその文または理論のモデルと呼ばれる。 モデル理論は代数および普遍代数と関係が深い。 この記事では、無限構造の有限一階モデル理論に焦点を絞っている。有限構造を対象とする有限モデル理論は、扱っている問題および用いている技術の両方の面で、無限構造の研究とは大きく異なるものとなっている。 完全性は高階述語論理または無限論理において一般的には成立しないため、これらの論理に対するモデル理論は困難なものとなっている。しかしながら、研究の多くの部分はそのような言語によってなされている。 モデル理論が体へ応用された初期の結果の例は、タルスキの実閉体についての量化記号消去法(英語版)、疑有限体 (pseudo finite field) 上のアックス(英語版)の定理、そしてロビンソンの超準解析の開発がある。 古典モデル理論の発展において、安定理論(英語版)の誕生が(非可算カテゴリー論 [uncountably categorical theory] 上のMorleyの範疇性定理(英語版)およびシェラハの分類プログラムを通して)重要なステップとなった。 この安定理論は、理論が満たす構文条件に基づくランクと独立性(英語版)の算法を発展させた。この数十年で、応用モデル理論はより純粋な安定理論と繰り返し融合してきた。この合成の結果は、この記事では幾何学的モデル理論と呼ばれている。 例 非自明なモデルの文脈における統語論および意味論を含む基本的な関係を説明するために、統語論側でペアノの公理のような自然数についての適切な公理とその関連する理論から始めることができる。意味論側では、通常の連続数がモデルを構成する。1930年代、スコーレムはその公理を満たす別のモデル(算術の超準モデル)を開発した。 つづく



249:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 11:01:58.86 id6ENHqe.net
>>219
つづき
普遍代数
詳細は「普遍代数学」を参照
普遍代数の根本的な概念はシグネチャ(英語版) σ および σ-代数である。これらの概念は構造(英語版)の記事において詳細に定義されている。
一階述語論理
詳細は「一階述語論理」を参照
普遍代数がシグネチャ(英語版)の意味論を与える一方、論理は統語論を与える。恒等式および疑恒等式(英語版)の項とともに、普遍代数はいくつかの限定的な統語論のツールも利用している。例えば、一階述語論理は量化を明確にし否定を取り入れた結果である。
公理化可能性、量化記号消去、およびモデル完全性
モデル理論を群のような(グラフ理論においては木のような)数学的対象のクラスへ応用する最初のステップは、多くの場合は自明であるが、シグネチャ σ を選択することおよびその数学的対象を σ-構造で表現することである。
次のステップは、そのクラスが初等クラス(英語版)、すなわち、一階述語論理における公理化可能である(すなわち、σ-構造が理論Tを満足する場合のみ、クラス内にそのσ を含むような理論T が存在する)ことを示すことである。
例えば、このステップは木では失敗する、連結性が一階述語論理内で表現できないためである。公理化可能性は、モデル理論が正当な対象について語ることができるのを保証する。
量化記号消去法は、モデル理論がその対象について多くのことを言い過ぎないようにすることを保証する。理論 T は、T におけるすべてのモデルの下位構造(英語版)(これもモデルである)が初等下位構造(英語版)ならモデル完全(英語版)と呼ばれる。

つづく

250:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 11:03:44.68 id6ENHqe.net
つづき
範疇性
一階述語論理の節で見られたように、一階理論は範疇的でありえない。すなわち、一階述語論理は同形なある一


251:意なモデルを、そのモデルが有限でない限り記述することができない。 しかし、二つの有名なモデル理論に関する定理は基数κ についての κ-範疇性のより弱い概念を扱うことができる。もし濃度がκ である理論Tの二つのモデルが同形であるならば, T はκ-範疇的と呼ばれる。 κ-範疇性の疑問は、κ がその言語の濃度よりも大きいかどうか(すなわち、 アレフ _{0} + |σ|, ここで |σ| はシグネチャの濃度)に決定的に依存していることが分かる。 有限または可算のシグネチャについて、これは非可算のκ についての アレフ _{0}-濃度と κ-濃度の間に根本的な相違があることを意味している。 モデル理論と集合論 集合論(これは可算言語において表現されている)は可算モデルをもつ。すなわち、非可算集合の存在を仮定している集合論の文が可算モデルにおいても真であることから、これはスコーレムのパラドックス(英語版)として知られている。 特に、連続体仮説の独立性(英語版)の証明はモデル内から見たとき非可算として現れるがモデル外から見たとき可算となるような集合をモデルの対象として必要とする。 モデル理論的な観点は集合論にとって有用である。例えば、ゲーデルがコーエンにより開発された強制法を用いて行った構成可能集合に対する仕事によって、(哲学的に興味深い)選択公理の独立性(英語版)および集合論の他の公理からの連続体仮説を証明することができる。 つづく



252:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 11:04:21.33 id6ENHqe.net
>>221
つづき
初期の歴史
主題としてのモデル理論はおおよそ二十世紀の中頃から存在している。しかしながら、特に数理論理学においてそれ以前から研究されていたいくつかの理論はモデル理論的な性質を持っていたと考えることができる。
モデル理論の系譜における最初の顕著な成果はレオポールト・レーヴェンハイム(英語版)により1915年に発表された下方レーヴェンハイム-スコーレムの定理の特別な事例である。
コンパクト性定理は、トアルフ・スコーレムによる仕事において萌芽が見られるが[1]、ゲーデルの完全性定理の証明中の補題として1930年に初めて発表された。
レーヴェンハイム-スコーレムの定理およびコンパクト性定理は1936年および1941年にモルツェフ(英語版)によって一般的な形で形式化された。
(引用終り)
以上

253:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 11:18:54.29 id6ENHqe.net
>>221
>例えば、ゲーデルがコーエンにより開発された強制法を用いて行った構成可能集合に対する仕事によって、(哲学的に興味深い)選択公理の独立性(英語版)および集合論の他の公理からの連続体仮説を証明することができる。
ここ誤訳やね
原文は下記
”for example in Kurt Godel's work on the constructible universe, which, along with the method of forcing developed by Paul Cohen can be shown to prove the (again philosophically interesting) independence of the axiom of choice and the continuum hypothesis from the other axioms of set theory.”
<上記のGoogle和訳に手を入れたもの>
例えば、クルト・ゲーデルが研究した構成可能な宇宙を使って、ポール・コーエンによって開発された強制の方法とともに、選択公理及び連続体仮説が、集合論の他の公理のからの、(哲学的に興味深い)独立性を証明することができる。
URLリンク(en.wikipedia.org)
Model theory
(抜粋)
7 Set theory
The model-theoretic viewpoint has been useful in set theory; for example in Kurt Godel's work on the constructible universe, which, along with the method of forcing developed by Paul Cohen can be shown to prove the (again philosophically interesting) independence of the axiom of choice and the continuum hypothesis from the other axioms of set theory.
(引用終り)

254:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 11:24:10.70 id6ENHqe.net
>>223 追加
URLリンク(ja.wikipedia.org)
連続体仮説
(抜粋)
連続体仮説(れんぞくたいかせつ、Continuum Hypothesis, CH)とは、可算濃度と連続体濃度の間には他の濃度が存在しないとする仮説。19世紀にゲオルク・カントールによって提唱された。現在の数学で用いられる標準的な枠組みのもとでは「連続体仮説は証明も反証もできない命題である」ということが明確に証明されている。
歴史
この仮説は 19 世紀に集合論の創始者、ゲオルク・カントールによって提出された。彼自身この解決に熱心に取り組んだことが知られている。可算濃度より連続体濃度の方が大きいことは、カントール�


255:フ対角線論法によって証明されている。カントールは当初、連続体仮説も証明することはそれほど難しくないと考えていたが、遂に証明することはできなかった。 1900年、パリで開かれた国際数学者会議においてヒルベルトは彼の有名な 23 の問題の第一番にこの連続体仮説を取り上げた。 その後、1940年にゲーデルは任意の ZF のモデルにおいて構成可能集合全体のクラス L が連続体仮説をみたすことを証明し、「ZFC からは連続体仮説の否定は証明できない」ことを示した。 さらに1963年、ポール・コーエンは強制法と呼ばれる新しい手法を用いて「ZFC から連続体仮説を証明することは出来ない」ことを示した。 これらの結果から ZFC に連続体仮説を加えても、またはその否定を加えても矛盾は発生しないこと、つまり連続体仮説の ZFC からの独立性が示され、連続体仮説は解決を見た(これらの結果は全て ZF の無矛盾性を仮定している)。 コーエンはこの業績により、1966 年にフィールズ賞を受賞している。 つづく



256:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 11:24:44.93 id6ENHqe.net
>>224
つづき
URLリンク(ja.wikipedia.org)
(抜粋)
ゲーデルの構成可能集合(こうせいかのうしゅうごう、 constructible universe または Godel's constructible universe)とは、クルト・ゲーデルによって導入された、集合論の公理を満たすモデル上で空集合から帰納的に構成していける集合のことである。
より正確な定義は後に述べる。
ゲーデルは、構成可能集合からなるクラス(通常 L と記される)が ZFC、すなわち ZF に選択公理を加えたものの ZF での内部モデルになることを示した。
彼はさらに、L が一般連続体仮説を満たすことも示した。これによって、ZF が無矛盾ならば ZFC に一般連続体仮説を加えたものも無矛盾であることが証明された。
L はそれ以外にもたくさんの興味深い性質を持っていることがわかっている。
(引用終り)
以上

257:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 13:40:46 id6ENHqe.net
>>158 関連

URLリンク(www.maths.nottingham.ac.uk)
Ivan Fesenko - Research in texts

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[M3] About certain aspects of the study and dissemination of Shinichi Mochizuki's IUT theory

URLリンク(www.maths.nottingham.ac.uk)
ABOUT CERTAIN ASPECTS OF THE STUDY AND DISSEMINATION OF SHINICHI MOCHIZUKI’S IUT THEORY
IVAN FESENKO
‘Phil: Do you ever have deja vu, Mrs. Lancaster?
Mrs. Lancaster: I don’t think so, but I could check with the kitchen.’
(Groundhog Day)
(抜粋)
This text communicates in a compact form some of factual information related to the study of Sh. Mochizuki’s IUT theory1 and its dissemination, as well as various aspects of the situation around IUT.

The number of mathematicians able to write expert reports on the IUT papers exceeds the number of such reports on previous major breakthrough papers at the time of their publication. 2020 will be a special RIMS year with 4 international
workshops on anabelian geometry, combinatorial anabelian geometry and IUT.
Some mathematicians have tried to study IUT on the own, but have not been able to proceed far.
In particular, none of number theorists who made their own breakthrough decades ago have apparently managed to advance in their study of IUT.
In contrast, there are several young researchers who in the course of several years of hard
study of IUT, have asked interesting questions and contributed to new original developments.
There were few people, all lacking any expertise even in anabelian geometry, active in applying efforts to produce ignorant critical remarks about IUT.
Their online remarks and debates were devoid of any valid math evidence of faults in the theory. Some were active in spreading fake information that might have affected some mathematicians in other areas. All of these unprofessional behaviour should be strongly rejected.

つづく

258:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 13:41:17 id6ENHqe.net
>>226

つづき

3.3. An attempt to study IUT by two German mathematicians and ethical issues.
In 2013?2017 not a single concrete mathematical remark indicating a serious problem in IUT was produced. This did not prevent
some cheap irresponsible talk. Since 2014 P. Scholze kept talking publicly at various workshops about faults in IUT.12
Eventually Scholze visited RIMS, together with J. Stix, in March 2018, just for 5 days.13
After the meeting, Scholze and Stix came with their caricature version of IUT based on their oversimplification of IUT in which they identify all isomorphic rings and ‘forget’ about the fundamental role of automorphism groups.
In particular, the two German mathematicians deny the use of anabelian geometry and infinitely many theatres in IUT.14
Initially, Scholze and Stix intended to put their report about the meeting online. However, after reading Mochizuki’s report on their report, see especially its sect. 17-18 15 and these comments16, they completely changed their mind in July 2018 and stopped to be interested to post their own report.
They eventually agreed to let the author of IUT to include their report on his pages.
The author of IUT formulated several questions to the German mathematicians in his report that may have helped them to appreciate how erroneous was their take on IUT.
The second version of their report did not address most of comments of Mochizuki on their first report.
The second version of their report also included new incorrect statements such as a blunder in classical height theory and a fundamental misunderstanding of one of Faltings work.

つづく

259:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 13:41:41 id6ENHqe.net
>>227

つづき

No mathematicians are known to support the superficial take of Scholze?Stix on IUT.
Their short lived study of IUT17 stands in shark contrast with the deep study of it by the other mathematicians mentioned above, who asked/made many good questions, remarks and comments.
If one does not apply appropriate efforts to study the area of a fundamentally new theory, one does not become an expert in it, whatever one’s own different area of specialisation is and achievements in it.
Of course, it is still possible to contribute useful questions, comments, remarks in relation to more conventional parts of the theory, e.g. those


260: that came in 2012 from two analytic number theorists. To make a mistake in one’s mathematical study is rather normal, especially when one tries to understand a complex theory going much deeper than standard research. However, to publicly talk about faults in another theory for several years without ever having any valid evidence of the faults is irresponsible. The failure of those two German mathematicians should not stop serious researchers to study IUT. The failure of Mrs. Lancaster to understand the question does not in any way imply anything negative about the question. 4. Developments. Several are mentioned above. The book by F. Kato about IUT provides more general information about various features of IUT to the wider audience. This book was in the list of top twenty bestselling books in all subject areas on amazon.co.jp and was awarded the Yaesu prize. There are new developments related to IUT, in different directions. Four international workshops on anabelian geometry and IUT are organised during a special RIMS Project Research year on Expanding Horizons of Inter-universal Teichmuller Theory in 2020?2021 18, supported by the new Center for Research in Next-Generation Geometry. (引用終り) 以上



261:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 13:46:25 id6ENHqe.net
>>228 補足

(Google 訳手直し)
4.Developments
いくつかは上記で言及されています。
F.加藤によるIUTに関する本は、より多くの聴衆にIUTのさまざまな機能に関するより一般的な情報を提供します。
この本は、アマゾンのすべての主題分野のベストセラートップ20のリストにあり、八重洲賞を受賞しました。
IUTに関連する新しい開発が、さまざまな方向にあります。
アナベル幾何学とIUTに関する4つの国際ワークショップは、2020年から2021年までの宇宙間タイヒミュラー理論の地平線拡大に関する特別なRIMSプロジェクト研究年に開催されます。
(引用終り)

これみると、加藤本の八重洲賞を受賞に言及しているので
つい最近書かれたものと分かるね(^^;

262:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 13:51:12 id6ENHqe.net
>>227 補足

(引用開始)
Initially, Scholze and Stix intended to put their report about the meeting online. However, after reading Mochizuki’s report on their report, see especially its sect. 17-18 15 and these comments16, they completely changed their mind in July 2018 and stopped to be interested to post their own report.
They eventually agreed to let the author of IUT to include their report on his pages.
The author of IUT formulated several questions to the German mathematicians in his report that may have helped them to appreciate how erroneous was their take on IUT.
The second version of their report did not address most of comments of Mochizuki on their first report.
The second version of their report also included new incorrect statements such as a blunder in classical height theory and a fundamental misunderstanding of one of Faltings work.
(引用終り)

263:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 13:54:40 id6ENHqe.net
>>228 補足

(引用開始)
To make a mistake in one’s mathematical study is rather normal, especially when one tries to understand a complex theory going much deeper than standard research.
However, to publicly talk about faults in another theory for several years without ever having any valid evidence of the faults is irresponsible.
The failure of those two German mathematicians should not stop serious researchers to study IUT.
The failure of Mrs. Lancaster to understand the question does not in any way imply anything negative about the question.
(引用終り)

264:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 13:59:21 id6ENHqe.net
>>226 補足
>URLリンク(www.maths.nottingham.ac.uk)
>ABOUT CERTAIN ASPECTS OF THE STUDY AND DISSEMINATION OF SHINICHI MOCHIZUKI’S IUT THEORY
>IVAN FESENKO

IVAN FESENKO先生、IUTに対して自信満々
P. Scholze-J. Stixについては、一刀両断でばっさり切っている

私には、どちらが正しいか分かりませんが
2020年が楽しみです(^^

265:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 14:12:36 id6ENHqe.net
数学:2ch勢いランキング
いま、このスレが3位
数学板は、トップ10以外は殆ど動いていないので
普通に書けば、トップ5位くらいには入る
( おサルはいらんぜ w(^^; )

URLリンク(49.212.78.147)
数学:2ch勢いランキング
12月1日 14:00:34 更新

順位 6H前比 スレッドタイトル レス数 勢い
1位 = フェルマーの最終定理の簡単な証明3 125 65
2位 = Inter-universal geometry と ABC予想 42 572 16
3位 = 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む79 225 14
4位 = 0.99999……は1ではない その3 395 13
5位 = 高校数学の質問スレPart402 430 11
6位 = 数学の本 第87巻 167 10
7位 = 現代数学の系譜 カントル 超限集合論 567 10

266:132人目の素数さん
19/12/01 15:36:04.42 BSVkCvCH.net
もんすたーすぷらいずどゆー

267:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 16:28:03


268: ID:id6ENHqe.net



269:132人目の素数さん
19/12/01 16:37:54.88 YYmtD/6d.net
>>206
おっちゃんです。
>数学では部分的に、同じように、ヒトを機械が上回ることが起きて来ていた
>・πの計算
>・表計算(含む関数計算、例エクセル)
>・有限群の計算
>・数式処理ソフト
この中でコンピュータを用いることで意味が生じたのは表計算や有限群の分類、数式処理ソフト。
数学な意味に限れば、有限群の分類だけ。
πの小数点以下の数字の分布は実解析で出来る。
実解析は、1次元ルベーグ測度が+∞で濃度が card(R)=ℵ な非可算構造を持つ実数直線Rにも応用出来る。
実解析は、非線形PDE や確率論とか、何かと応用が利く。
>>212
>4色問題とかケプラー予想もあったかな(^^;
まあ、4色問題の方はかなり前に考えて見たことがあるが、
コンピュータを使わずに単なる直観で幾何的に証明するのはかなり難しいことはいえる。

270:132人目の素数さん
19/12/01 17:00:01.09 YYmtD/6d.net
>>236の訂正:
数学な意味に限れば、 → 数学的な意味に限れば、

271:132人目の素数さん
19/12/01 17:02:26.94 YYmtD/6d.net
それじゃ、おっちゃんもう寝る。

272:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 17:17:55 id6ENHqe.net
メモ
Minhyong Kim 先生は、Mathematical Physicsに注力かも

URLリンク(people.maths.ox.ac.uk)
Webpage of Minhyong Kim
Professor of Number Theory
Joint Head of Oxford Number Theory Research Group (with Ben Green)
Fellow of Merton College

Some Expository Essays

URLリンク(people.maths.ox.ac.uk)
Michael Atiyah and the Mediterranean
(January, 2019)

URLリンク(people.maths.ox.ac.uk)
IUTT Workshop, Oxford, December, 2015: A Brief Summary
(12 December, 2015)

URLリンク(people.maths.ox.ac.uk)
Brief superficial remarks on Shinichi Mochizuki's Interuniversal Teichmueller Theory, version 1.
(16 November, 2015)

Some Lecture Slides

URLリンク(people.maths.ox.ac.uk)
Diophantine geometry and principal bundles, Perimeter Institute, Mathematical Physics Seminar, March, 2019.

URLリンク(people.maths.ox.ac.uk)
Arithmetic geometry for physicists, KIAS, August, 2017.

273:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 17:19:05 id6ENHqe.net
>>236
おっちゃん、どうも、スレ主です。
レスありがとう(^^

274:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 17:26:44 id6ENHqe.net
>>236
(参考)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
四色定理

目次
1 概説
2 歴史
3 証明
3.1 一般化
4 3彩色問題
5 四色問題とジョーク

”3 Summary of proof ideas”がよく纏まっている
URLリンク(en.wikipedia.org)
Four color theorem

Contents
1 Precise formulation of the theorem
2 History
2.1 Early proof attempts
2.2 Proof by computer
2.3 Simplification and verification
3 Summary of proof ideas
4 False disproofs
5 Three-coloring
6 Generalizations
7 Relation to other areas of mathematics
8 Use outside of mathematics

275:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 18:08:30.28 id6ENHqe.net
メモ
URLリンク(inference-review.com)
Inference
A Crisis of Identification David Michael Roberts Published on March 1, 2019 in Volume 4, Issue 3.
(抜粋)
David Michael Roberts is a Research Associate at Adelaide University’s Institute for Geometry and App


276:lications. Formalizing Theorem 3.11 of IUT, whose statement runs to more than five pages, is Herculean. In the absence of a formal proof, the scruples expressed by Scholze and Stix gave nonexperts something to hold on to. “I received unsolicited emails from people whom I knew in quite distant parts of the world,” Conrad remarked, and “[e]ach of them told me that they had worked through the IUT papers on their own and were able to more or less understand things up to a specific proof where they had become rather stumped.”22 The specific proof was, of course, that of Corollary 3.12. For all that, there are a small number of mathematicians who have intensely studied Mochizuki’s work, and affirm quite emphatically that it is correct.23 Mochizuki himself remarked that IUTch has been checked, verified, read and reread, and orally exposed in detail in seminars in its entirety countless times since the release of preprints on IUTch in August 2012 by a collection of mathematicians (not including myself) involved in this line of research [emphasis original].24



277:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 18:19:03.52 id6ENHqe.net
>>242
訳文があったな
URLリンク(taro-nishino.blogspot.com)
TARO-NISHINOの日記
識別の危機
3月 24, 2019
(抜粋)
前置きはこれくらいにして、この記事の私訳を以下に載せておきます。なお著者の注釈欄を省いていますが、注釈へのインデクスはそのままです。

278:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 19:36:32.73 id6ENHqe.net
メモ
URLリンク(math.stackexchange.com)
math.stackexchange
Why does Mochizuki insist on “forgetting the previous history of an object”?
asked Oct 10 '18 at 13:25
PJTraill
1 Answer
answered Mar 2 at 6:50
David Roberts
URLリンク(www.math.columbia.edu)
Not Even Wrong
Scholze and Stix on the Mochizuki Proof
Posted on September 20, 2018 by woit

279:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 20:56:18 id6ENHqe.net
>>244
さて、

<IUTの現状分析>
1.2012年のIUT論文4つが完成以来、いまだ成否定まらず
 ・特記として、2018年9月のScholze and Stixの誤りだという指摘と、それへの反論があった
 ・1)IUT成立派(RIMS以外にも)と、2)IUT不成立派(国際的には、Scholze and Stix以外に何人か)
 ・3)中間派:この中でも、IUTに好意的な人達が何人かいる。来年のIUTワークショップの1本目に参加表明している人達
2.来年IUTのシンポジュームを打って、4本のワークショップが企画されている
 ・多分、IUT成立派は、これを最大限利用して、IUT成立の国際的合意を得たいだろう
  (果たして)

<IUTの成否>
1.二分法では、成立か不成立かの2択
2.”成立”なら、何の問題もない
3.”不成立”の場合、軟着陸(修正して成立)できるかどうか
  もし、微修正で済むなら、問題ない
4.”不成立”で、微修正で済まないとしても、
  手直し可か、あるいは、根本的に書き直すにしても、アイデアと荒筋が生かせるなら


280:可だろう 5.”不成立”で、全く修正不可の場合   ちょっと、これは考えがたいが、ありうるとして   別の証明でも、IUT成立派から提出できれば、格好はつくだろう 6.”不成立”で、「箸にも棒にもかからない」というとき、考え難いし確率は低いだろうが、どうするのだろう?   「なるようにしかならない」ってことでしょうけど(^^;



281:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 21:04:59.79 id6ENHqe.net
>>245 補足
・もし、『”不成立”で、「箸にも棒にもかからない」』という場合で、Scholze and Stixの通りだとすると
 これは、ちょっと考えがたい。なぜならば、望月一人の勘違いならありえるとしても、そんな単純な話で、複数人(かなりの数の人)が、IUT成立をいうのは変だから
・なので、来年のIUTワークショップの結果は、上記の<IUTの成否>の2~5のどこかに、落ち着くように予想しています(多分2か3)
・なので、来年のIUTワークショップが楽しみです(^^

282:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 22:38:20.35 id6ENHqe.net
メモ
URLリンク(tech.nikkeibp.co.jp)
2019/11/18 05:00
IT職場あるある
若手が次々と辞めていく、「雑談」の無いIT職場は問題だらけだ
沢渡 あまね=あまねキャリア工房
日経 xTECH
 会話が無い。聞こえてくるのは仕事の指示や叱責のみ。そんなIT職場で働いた経験がある。
 叱責が耳に付く職場だった。若手にヒステリックな声をあげている先輩社員も目立っていた。
 筆者は外部の人間だったため多少の世間話は許された。しかし社員たちは雑談することなく黙々と作業をしていた。私がたまに雑談で声を掛けた時の、若手社員たちのうれしそうな(すがるような)瞳が忘れられない。彼ら/彼女らはその後そろって退職した。
URLリンク(cdn-tech.nikkeibp.co.jp)
雑談の無いIT職場の問題地図
(出所:あまねキャリア工房)
 雑談すらせず仕事に取り組んでいたのに、生産性が高いというわけではなかった。部課長や先輩社員から若手への叱責の内容を聞いていると、大半が意識違いや抜け漏れに起因する手戻りなのである。
「そういうことじゃない」
「なんで相談しなかったの?」
「普通こう対応するよね。常識だろ?」
 この手の言葉がひっきりなしに飛び交う。
 いやいや、雑談する隙すら無い職場環境で相談しないことを責めるのはあんまりだろう。「普通」も何も、常識はコミュニケーションによって知り得るもの。コミュニケーションの機会を与えずに、若手の非常識を責めるのは理不尽だ。
つづく

283:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 22:39:00.76 id6ENHqe.net
>>247
つづき
 そんな環境で生産性が高まるわけがない。いや、目先の「作業」の生産性だけは高いかもしれない。雑談もせず、黙々と作業に集中できるのだから。
しかしトータルの「仕事」の生産性は極めて低い。手戻りが多発する、一人で悩む行為に時間を奪われる。あるいは、新しい仕事やトラブル対応が入ったときに、誰に相談したらいいか分からない。すなわち、未知の仕事が舞い込んだときの対応力も低い。
 よほど業務プロセスが成熟していて、雑談などしなくても決められた道筋に乗ってさえいれば高いアウトプットを出せるIT職場であれば、雑談など不要(むしろ邪魔)だと理解できる。しかし、そのようなビジネス�


284:cfルができている企業は少ない。 とりわけ請負型のIT企業は、ちょっとした会話によって相手あるいはチームメンバーの趣向や考え、経験・ノウハウを把握し、それを手がかりに良いものを作っていく性格が強い。雑談はその機会なのである。 雑談の無い職場は信頼関係も下げる  仕事の生産性だけの問題ではない。雑談の有無は、チームメンバー同士の信頼関係も左右する。 「なんで、相談しなかったの?」 「常識だろ?」  こう言われた若手社員はどう思うだろうか。その場では「はい」と答えるかもしれない。しかし内心はこう思うのではないか。 「雑談する隙すら無い職場で相談なんてできるかよ」 「だったら何が常識なのか示してくれよ」  こうして上司と部下、先輩と若手の信頼関係が損なわれて、そして若手が1人また1人と辞めていく。  驚いたことに、この手のIT職場の経営陣や管理職はそれが悪いとは思っていない。仕事とはそういうものだと思い込んでいる。  手戻りが繰り返されることを放置し、ひたすら残業でカバーする。手戻りが無ければラッキーくらいにしか思っていない。だから雑談なんて不要。 辞める人は自社のポリシーに合わなかっただけ。低い生産性で仕事を回しているから利益率も低い。だから職場環境も待遇も良くならない。職場はギスギスする。そして人が辞めていく。 つづく



285:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 22:39:47.59 id6ENHqe.net
>>248
つづき
雑談のあるチームはトラブルに強い
 適度な雑談があるチームはトラブル対応にも強い。
 筆者が見てきた、普段雑談しているシステム運用チームは、障害など突発的なインシデントがあったときの結束も対応も格段に早かった。
 メンバー全員が「緊急」の空気感を察してすぐにつながり、1人ひとりが自分の役割を理解した上で力を発揮する。時間がかかったとしても、協力しながらインシデントを解決する。普段の雑談を通じて、互いの強みや得意分野(誰がなにが得意か)、役割を分かっているのだ。
 雑談が無いチームではどうなるか?
 リーダーの細かな指示がないと誰も動かない。緊急事態なのに、涼しい顔をして優先度の低い作業を続ける人もいる。互いの持ち場が分からず思考停止する。あるいは、悪気なく同じ持ち場につこうとする。
 一方で、誰もカバーしない空白地帯(いわゆる三遊間ゴロ)が発生する。いつまでたってもトラブルが収束しない。社内や顧客からの信頼も失う。
 筆者は、普段雑談をしていてトラブル対応に強いチームを、合体ロボットが登場する戦隊ヒーロー番組に例えている。
 いつもは下らない会話ばかりしていて、時にいがみ合うこともあるけれど、互いを良く分かっている。敵が出現すると、瞬時に合体してそれぞれが自分の持ち場で力を発揮する。そして、番組の時間枠で敵を倒し残業せずに帰っていく。
 一方、現実の結束力の無いチームは、合体(連携)まで時間がかかるうえに、合体してもメンバー同士の意識がちぐはぐで残業しまくり、そうこうしているうちにリカバリーできないくらいの致命傷を負う。この差は大きい。
つづく

286:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/01 22:40:09.98 id6ENHqe.net
>>249
つづき
「仕事ごっこ」をなくして余白を作ろう
 とはいえ、雑談をはばかられる職場も多いであろう。
 「働き方改革」のあおりで、無駄な仕事をさせるな、時間を無駄にするなと言われる。雑談のような目先の効果が見えにくいものは真っ先に削られる。
 ではどうすればよいか。それには「仕事ごっこ」を無くして余白を作ってほしい。
 仕事ごっことは、生まれた当初は合理性があった(かもしれない)ものの、時代や環境や価値観の変化や技術の進化に伴い、生産性やモチベーションの足を引っ張る厄介者と化した仕事や慣習だ。「仕事のための仕事」「仕事した感しかない仕事」ともとらえることができる。
(引用終り)
以上

287:132人目の素数さん
19/12/01 23:00:29.60 M/Nwc0Bq.net
荒すなアホ

288:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 23:29:14 id6ENHqe.net
メモ
URLリンク(tech.nikkeibp.co.jp)
2019/10/28 05:00
IT職場あるある
何もかも「機密扱い」のIT職場、情報発信できないSEは未来が閉ざされる
沢渡 あまね=あまねキャリア工房
日経 xTECH
(抜粋)
 情報を発信する文化―。ITエンジニアの間で顕著に見られるこの文化が注目され始めている。

 LT(イベント参加者が数分ずつプレゼンテーションをする「ライトニングトーク」の略)、読書会、輪読会(複数の人が集まって技術書などを分担して読み要点や感想を共有する会合)など情報を発信する活動が、Web系を中心とするIT業界・IT職場で盛んだ。平日の夜や休日など、会社を超えたオープンな場で行う情報発信の場も増えてきた。
最近では、異業種の企業広報担当者が集ってLTをする「PRLT」など、IT以外の職種にも波及している。

URLリンク(cdn-tech.nikkeibp.co.jp)
機密縛りが強すぎるIT職場の問題地図
(出所:あまねキャリア工房)

何でもかんでも「秘匿事項」「機密扱い」の縛りが生む弊害
 Webベンチャー系企業の多くは情報をオープンにする文化が根付いているが、いわゆるレガシー企業は情報発信に厳しい制約を設けているケースが少なくない。筆者が知っている範囲では、旧来型の請負型SI企業、金融系企業、自動車系企業、これらの会社の2次請け、3次請けなどの中小IT企業やSES(System Engineering Service)企業などで多い。

 何でもかんでも「秘匿事項」「機密扱い」。過剰なコンプライアンス(法令順守)とITガバナンスが追い打ちをかけて神経過敏になる。その影響は2次請けや3次請けにも及ぶという構図だ。

 自分の目指すロールモデルや、仕事やキャリアの悩みの相談に乗ってくれるメンターとの出会いが制限されるのもデメリットだ。

 閉じた組織であるほど、出会える先輩エンジニアには限りがある。最近は中間層の人材不足も深刻だ。20代エンジニアのすぐ上の先輩が40代ということも珍しくない。世代間ギャップが大きすぎて、興味や関心はおろか、価値観も世界観も合わない。あるいは、互いに忙しくてなかなか雑談も相談もできない。

つづく

289:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 23:29:42 id6ENHqe.net
>>252
つづき

エンプロイアビリティーの低さが個人と組織両方のリスクに
 こういう傾向は、とりわけ自動車業界の組み込み系エンジニアなどに強い。業界柄、秘匿でガチガチに縛る必要も分かる。しかしこれからの時代、情報発信の縛りによって優秀な人材が流出することもまた事実である。

 背景には終身雇用の崩壊がある。最近、大手自動車メーカーのトップが終身雇用を守っていくのは難しいと発言して話題になった。終身雇用が約束されない時代、さらには65歳や70歳まで働くことになりそうな時代にあって、エンプロイアビリティーの低下は労働者にと�


290:チて死活問題である。 風穴を開ける方法がある  過剰な(かつ2次請け、3次請けまでをも巻き込む)秘匿縛りにそろそろ風穴を開ける必要があるのではないか?  例えば閉じた世界なりに、発信や受信の機会を設けるやり方がある。部門内、社内、あるいは業界内のみで取り組みやノウハウを共有する場を設ける。同じ業界のコンソーシアムなどを活用する。それだけでも風通しが良くなる。エンジニア同士の交流やノウハウの言語化が促進される。  コミュニティーや勉強会がきっかけで、組み込み系の領域に興味を持つ若手や学生、あるいは子どももいる。価値ある情報は発信しなければ伝わらない。思いを持った優秀なエンジニアも集まらない。エンジニアは、優秀なエンジニア、面白いエンジニアと切磋琢磨(せっさたくま)してこそ成長する。  情報を発信して技術のファンを増やすのは、いわば技術のブランディングである。それもエンジニアの大事な仕事であり価値だ。  時代はオープン化が進む。オープンソース化、情報のオープン化。オープンにすることで、化学反応が起こり新たな価値が生まれる。それを「イノベーション」と言う。秘匿の名のもとに、何でもガチガチに縛るのは時代に逆行している。 (引用終り) 以上



291:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/01 23:30:32 id6ENHqe.net
>>251
ごくろう
で?
削除依頼してこいよw(^^

292:132人目の素数さん
19/12/02 00:48:52.48 2Zezft2q.net
昔の古き良きサラリーマン社会だと左遷部署で新聞の切り抜き作業させられてるケースがあったらしいが
今ならコピペで辞めさせ部屋送りなのかな?。

293:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/02 10:47:06.01 iSGYMQEf.net
>>255
> 昔の古き良きサラリーマン社会だと左遷部署で新聞の切り抜き作業させられてるケースがあったらしいが
昔聞いたのは、何もしなくて良いとか。で、なにかちょっと問題行動があると、それをネタに辞めさせるとか
あと、実際にあったのが、自分で転職先を探せと、端末の前に座らされるって話
退職割増金を出してくれるのだがね
昔の古き良きサラリーマン社会ではなく
バブル後の話だが
>今ならコピペで辞めさせ部屋送りなのかな?。
いまどきどうなのでしょうね?
そんなことをすると、訴訟ネタだと思うし、
ネット社会だから、「この会社はこんなにひどい」とかSNSに流して、炎上させたりとか
だったら、会社もあっさり、「来月から来なくていい。来月の給料までは出すから」で終わりじゃないかな?
雇用契約とあと組合との関係が、どうなっているかだけれど?
それから言っておくが、
ここはあくまで私スレ主の遊びのスレなんで
テンプレ(>>1-13)の定義をよく読んで下さいね(^^

294:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/02 13:09:16.21 iSGYMQEf.net
age

295:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/02 13:09:56.69 iSGYMQEf.net
URLリンク(www.nikkei.com)
あなたの活躍、8割的中 AI上司は知っている
データの世紀 理解者はキカイ(1)
2019/12/2 11:00日本経済新聞 電子版
(抜粋)
悩みを聞いてもらう相手は家族や友人、職場の先輩というのは過去の話になるかもしれない。表情や声などから、個人の内面すら読み取るデータ技術が登場する。あなたのことをあなた以上に知り、会社では生産性の向上、私生活では人生相談に一役買う。「理解者はキカイ」になる時、私たちは何を見るのか。
今成勉さん(64)は8月、部下の男性社員の「人物診断書」に目を疑った。成績優秀。人当たりも良い。あいさつを欠かさず、変わった様子はないはずだ。「明るいあいつがなぜ……」
今成さんが勤める京浜商事(横浜市)は、各社員の内面を「見える化」する独特の人材評価システムを使う。アルゴリズムで顔を解析し「行動力」「責任感」「安定性」など12項目を評価する。欠点がなさそうに見えた部下の男性だが「自信」が極度に低かった。
今成さんは元警察官で、人を見る目には自信がある。最初は診断結果を疑ったが、念のため男性社員に話を聞くと、子育てや親戚付き合いで悩みを抱えていた。
「やっと言えてほっとしました」。面談後の表情は見違えるようだった。「キカイの方が人を見る目があったとは」。今成さんは幹部候補選びでも活用を検討する。
【関連記事】 強気デスクも上司に緊張、「心見える化」試してみた
テクノロジーで働く人を感情面から支援する「トランステック」に注目が集まる。外見から分からない心の動きをデータで示し、社内の交流や仕事の効率化を促す。膨大なデータを駆使する21世紀だからこそ可能になった「新しき理解者」だ。
つづく

296:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/02 13:10:26.46 iSGYMQEf.net
>>258
つづき
米調査会社トラクティカによると、感情分析の市場規模は2025年に4100億円と18年の20倍に膨らむ見通し。あらゆる職場でキカイの理解者が活躍し始めたが、同時に私たち人間にも大きな変化を迫る。
URLリンク(article-image-ix.nikkei.com)
ネット広告のセプテーニ・ホールディングスは、採用活動で人工知能(AI)の判断を優先する。学生の考え方や経験を聞くアンケート、初期選考の結果など約100項目から入社後の「活躍可能性」が算出される。
10年分の人事評価データに基づく予測の的中率は8割。新卒採用の100人中、2割はネット面接のみで合否が決まり、4月の入社式で初めて会社に来る人もいる。
経験や勘に基づいた人の判断は曖昧だ。そんな不満が、データ分析で個々の未来を予測する技術を発展させた。担当の江崎修平さんは「AIに任せる仕事が増えた分、人に求められる能力もどんどん変わっている」と気を引き締める。
本来、感情や行動は一人ひとりが生み出すものだ。テクノロジーはそれらをデータの形でくみ取り、企業活動をより良くする原動力に変えていく。個人も企業も双方が利益を享受できるならいいが、時に個人の尊厳や自由も束縛しかねない。
「上司にのぞき込まれているようで不気味だった」。米オークランドのシステムエンジニア、アダム・フロリンさんは振り返る。18年までフリーランスで働いていたが、そこで使われていたのが遠隔監視システムだ。
マウスの動きやキーボードのタッチ数は常時計測される。10分間に1回はシャッター音とともにパソコン画面も撮られるため、何を表示させるか気をもむ必要があった。「見られすぎて逆に集中して働


297:けなかった」。自由になるため、今は企業に所属して働く。 米ハーバード大学のイーサン・バーンスタイン准教授は「過度な監視は逆効果だ」と指摘する。中国の携帯工場の協力を得て実験したところ、上司が常に監視できる生産ラインはそうでないラインに比べ生産性が10~15%落ちたという。 つづく



298:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/02 13:11:02.34 iSGYMQEf.net
>>259
つづき
見えすぎるデータは働き手の不安を招く危険と背中合わせだ。生産性を高めるはずが、逆に効率を妨げる矛盾を生みかねない。キカイの理解者と共存する道はないか。
「みんな会議は嫌やったんや」。パナソニックLSネットワークス(東京・港)で営業チームを統括する石田直己さん(41)ははっとした。今夏、カード型センサーで社員150人の働き方を検証すると、1時間の会議で3割、2時間だと6割がメールなどの「内職」をしていたのだ。
会話量やメールのやり取り、位置情報から、各社員の行動パターンを割り出した。会話やメールの中身は見ず、個人も特定しない。チーム単位の傾向データでしか使わないが、それでも業務改善につながるアイデアが相次ぐようになった。
10月から「会議は原則30分」に変えた石田さんのチームも、若手の発言が目立って増えた。
「キカイが進化するほど、人の悩みも深くなる」。名古屋大学の久木田水生准教授は予見する。新しき理解者は選択肢を増やしてくれるが、私たちにはまた別の悩みが見えてくる。データの世紀は可能性を広げる分、人が果たす役割も増す。
「データの世紀」の新シリーズ「理解者はキカイ」が連載中です。3日午前6時には、故人の人格を人工知能(AI)で再現する技術の登場を記者が米国からリポートする「亡くなったあの人と、話したい」を公開します。
投稿プラットフォーム「COMEMO」の「データの世紀」に関するご意見の投稿をまとめた専用ページはこちら(URLリンク(note.com))です。
(終わり)
以上

299:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/02 16:54:24.62 iSGYMQEf.net
メモ
URLリンク(www.co-media.jp)
ハーバード大学の偏差値は測れない!?東大生よりも何がスゴいのか。
co-media 編集部
(抜粋)
記事ダイジェスト ※クリックでジャンプ
1. 偏差値は80!さすがのハーバード大学。
2. どうやって選考しているの?ハーバード大学の気になる入試項目
3. ハーバード大学の偏差値は測れない!?
4. 東大生より何がすごいのか。ハーバードの学生の実態。
東大生より何がすごいのか。ハーバードの学生の実態。
URLリンク(co-media.s3.amazonaws.com)
ハーバード大学の偏差値で測れる部分は東京大学の理科Ⅲ類と同じレベルだと言いました。しかし、世界の大学ランキングで、ハーバード大学は長年上位の常連校なのにも関わらず、東京大学はなんと43位です。
この違いはどこから来るのでしょうか?
ハーバード大学で教鞭をとられている柳沢幸雄氏はこのように言います。
私がハーバード大学と東大でそれぞれ10年以上にわたり教鞭をとってきた経験から言うと、両大学の学生の間には能力や学力の面でそれほど差はありません。むしろ、18歳で大学に入学する時点では、東大生のほうが優れていると言ってもいいでしょう。
能力の点で差が無いにもかわらず、東大生はどこか自信が無さそうで、ハーバードの学生はいつでも自信満々です。授業をしてい�


300:トも、ハーバードの学生は躊躇なく手を挙げて発言します。 実を言うと、アメリカから帰国して初めて東大で教壇に立った時、私はショックを受けました。学生たちに覇気がなく、その目は死んでいるようだったからです。私があれこれ質問をぶつけても、隣の人を見るばかりで自分から口を開こうとしない。思わず「私は君に話しかけてるんだぞ!」と言ってしまったほどです。 つづく



301:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/02 16:54:49.06 iSGYMQEf.net
>>261
つづき
東大生は無口だと言いましたが、大学入学時点でとても優秀でも、そのあと学生時代の貯金をどんどん食いつぶして、40代で伸び悩むのが日本人。私はこの原因が「発言不足」にあると思っています。一方、内容が正しかろうが間違っていようがとにかく発言しまくるアメリカ人には、そういう「落ち込みの時期」がないように感じます。
発言は、いわば真剣勝負の「他流試合」です。自分の持ちうる知識を総動員して発言し、反論されたり論破されたりしても、また発言を繰り返す。ところが、発言という他流試合を放棄して、不戦のまますごしていくとどうなるでしょう?
戦わないので「負け」はありません。そこで、大半の人が「不戦勝だ」と自分に都合よく解釈してしまうのです。不戦勝のまま生きてきた人は、他者とぶつかった経験がないから成長しません。自分に何が足らないのかわからないのです。ーーなぜ、ハーバードの学生は東大生より自信があるのか
いくら頭が良くても自分の事を表現する能力や、相手を説得する力、プレゼンする力がないとアメリカでは評価されない。つまりは、世界で評価されないということです。
だからこそ、ハーバード大学の入学試験では、「自分」をどのように説明するのか、説明できるどんな経験を積んで来たかも含めて評価されるんですね。
日本人が世界で戦っていくためには世界レベルのアメリカでも評価されるスキルを身につける必要があるのではないでしょうか。
(引用終り)
以上

302:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/02 17:08:22.68 iSGYMQEf.net
>>262
>戦わないので「負け」はありません。そこで、大半の人が「不戦勝だ」と自分に都合よく解釈してしまうのです。不戦勝のまま生きてきた人は、他者とぶつかった経験がないから成長しません。自分に何が足らないのかわからないのです。ーーなぜ、ハーバードの学生は東大生より自信があるのか
>いくら頭が良くても自分の事を表現する能力や、相手を説得する力、プレゼンする力がないとアメリカでは評価されない。つまりは、世界で評価されないということです。
おれの発明したIUTはこんなに素晴らしいと、予算を獲得してくる。これ、ハーバード基準ではOK
「IUTが失敗したらどうしよう」と、予算を獲得できないやつ。日本基準ではこれOKかもねw。「不戦勝だよ」と。これ、ハーバード基準ではアウトww(^^;
Inter-universal geometry と ABC予想 42
スレリンク(math板)
238 自分:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2019/11/18(月) 15:08:58.56 ID:G5Kc1m4a [4/6]
> おれたちのIUTは”まったく新しい数学のパラダイム”だというのは、セールストークとして(予算どり含め)ありでしょ(^^
> (つーか、そういう説明をする方が、分かり易いと思う。「今までの、単独宇宙の数学理論は忘れてください」みたいトークね。(グロタンディークの二番煎じかもしらんが)(^^ )

303:132人目の素数さん
19/12/02 17:13:33.31 y6DBw+dr.net
学生の能力は試験での成績だけで評価されるのか

304:132人目の素数さん
19/12/02 20:12:51 2vdHbFZF.net
工業高校卒が東大がどーのハーバードがどーのと

305:132人目の素数さん
19/12/02 20:16:15 SSe6elZs.net
やっぱりフェラ に限る!!

306:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/12/02 20:44:39.25 Rkido5sI.net
フェラーリかw(^^
URLリンク(ja.wikipedia.org)
フェラーリ
(抜粋)
フェラーリ (Ferrari N.V. ) は、イタリア、モデナ県マラネッロに本社を置く自動車メーカー。
概要
イタリアの元レーシングドライバー兼レーシングチームオーナーのエンツ


307:ォ・フェラーリによって、イタリア北部のモデナ近郊に1947年に設立されて以来、主にレーシングカーと、王侯貴族や富裕層に愛用されるような高級スポーツカーのみを製造している自動車メーカー[3]である。 また、F1世界選手権等のモータースポーツコンストラクターでもあり、同選手権唯一1950年の開幕より参戦を続けるコンストラクターでもある。 FIA 世界耐久選手権やル・マン24時間レース、ミッレミリアやタルガ・フローリオなどのレースで活躍し、数々の伝説を残していることもあり、イタリアのみならず世界的にも高い人気とブランドイメージを持つ。 設立以来独立した運営を続けていたが、1969年にアニェッリ家率いるフィアット・グループの傘下に入り、2016年にはフィアット・クライスラー・オートモービルズ (FCA)から離脱独立した[4]。 しかし、その後もFCAの大株主のアニェッリ家と、その持ち株会社のエクソールが経営に影響力を持ち続けており、FCAの影響を大きく受ける子会社的存在である。



308:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/02 20:52:24 Rkido5sI.net
>>263
>おれの発明したIUTはこんなに素晴らしいと、予算を獲得してくる。これ、ハーバード基準ではOK
>「IUTが失敗したらどうしよう」と、予算を獲得できないやつ。日本基準ではこれOKかもねw。「不戦勝だよ」と。これ、ハーバード基準ではアウトww(^^;

ハーバード大生:「IUTはこんなに素晴らしい」と吹きまくって、自信満々で、研究予算を取ってくるのが米の優秀生
東大生:「IUTはまだ山の物とも海の物とも分からない」と、怖じ気づいて、予算を取るのを躊躇するのが日の優等生

この差歴然w(^^;

309:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/02 20:54:56 Rkido5sI.net
>>268
IUTスレ見ていると
優等生的批判が多いな

310:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
19/12/03 11:58:37 g5hCmwvq.net
>>263 補足

URLリンク(taro-nishino.blogspot.com)
TARO-NISHINOの日記
虚空―あたかも虚空から呼出されたかのように: アレクサンドル・グロタンディークの人生 前篇 3月 19, 2019
(抜粋)

グロタンディークがトポロジーと代数幾何学により深く研究し始めた時だった。彼は"アイデアで溢れていた"とArmand Borelは回想した。
"第一級のものが彼から出て来るだろうと私は確信した。だが、出現したものは私が期待した以上にずっと高度だった。
それはリーマン-ロッホのグロタンディーク版であったが、素晴らしい定理だった。これは実に数学の傑作だった"。

"グロタンディークがやって来て言った。'いや、リーマン-ロッホ定理は多様体に関する定理ではなく、多様体間の準同型に関する定理だ'"とプリストン大学のNicholas Katzは言った。
"これは根本的に新しい見方...完全に変形された定理の表現だった"。カテゴリ理論の基本哲学(オブジェクトそのものよりもオブジェクト間の射にもっと注意を払うべき)は、その頃影響を持ち始めたばかりだった。
"グロタンディークがやったことは、この哲学を数学の非常に難しい部分に応用したことだ。これは実際にはカテゴリとファンクタの精神であるが、そのような難しいトピックにこれをすることに誰も考えもしなかった...人々がその表現を与えられ理解したなら、証明出来たであろう他の人がいたかも知れない。だが、表現そのものが他の人の10年先にあった"とBorelは言った。

グロタンディークが懸案に関する見方を革新したのは、これが最後ではなかった。"人々が考えた問題(いくつかの場合では百年も考えた)に彼が来ると、このことが何度も何度も起こり続けた...そして、その懸案にとって人々が重要だと考えたことを完璧に変えた"とKatzは注意した。

つづく


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