19/11/23 20:34:33.98 iKDSmfWl.net
>>126
つづき
2006年06月24日
・pro-(p,l)のabs pGCに関する補足:05月17日の時点ではまだ出来て
いなかった部分(=Green自明化に関係する部分)があったが、これは無事
解決できたと思う。ただし、この「pro-(p,l)のabs pGCが出来た」という
話は全部「点論的」(=「Cuspidalization」の論文の「point-theore-
tic」)という仮定の下での話。一方、「点論性」については、学生の
星氏との共同研究によってそう遠くないうちにできそうだ。すると、現在
の認識では、「p進遠アーベル幾何のもっとも重要な未解決問題」は、
pro-pのabs pGCかな。これまで出来ていることを考慮すると、この問題は、
pro-p abs的な設定において曲線のspecial fiberの(閉点や既約成分の)
幾何を復元することと事実上同値である。
・双曲的曲線の配置空間の遠アーベル幾何に関する玉川さんとの共同研究は
順調に進んでいて、そう遠くないうちに論文も公表できそうだ。
2006年05月17日
・pro-(p,l)のabs pGC (p進局所体上の絶対グロタンディーク予想)
が出来そうな気がしてきた(まだ完全にチェックしたわけではないが)。
これを受けて、「pro-p Green 自明化がこのようなabs pGCの設定で
保たれる」ことを示すことが、p進遠アーベル幾何のもっとも重要な
未解決問題であると改めて認識させられた。(Green自明化については、
「Cuspidalization」の論文を参照。)
(引用終り)
以上