19/09/11 14:05:23.70 z0Cctf8f.net
>>31 訂正
7)「まったく別もの」ではないが、別もの
↓
7)「別もの」だが、「まったく別もの」ではない
かな(^^;
補足
繰り返すが、
・>>30での、筑波大 坪井先生
公理的集合論「x ∈ y の直観的な意味は,もちろん元x が集合y に属することであるが,x も一つの集合だと考える」
(”元x も一つの集合だと考える”とすると、直感的には、x ∈ y → x ⊂ y だろうと)
・(>>31より)∈-順序は、推移的なので、xの任意の元 u ∈ x が成立つと、x ∈ y → u ∈ y成立(∵推移性より)
だから、この場合は”x ∈ y → x ⊂ y ”成立
・∈-順序を認めないと、超限帰納法が適用困難になる(別の整礎関係(下記)の定義が必要になる)
・”x ∈ y → x ⊂ y ”を認めないと、素朴集合論のベン図に反例が出る
つまり、x ∈ yであるにも関わらず、xのある元 u ∈ x で、u not∈ y となると、素朴集合論のベン図が描けないw(^^;
・あと”モストウスキーの崩壊補題”との関係で、
普遍的な整礎関係:「クラス X 上の集合的な整礎関係 R に対し、クラス C が存在して、(X, R) が (C, ∈) に同型となる」
とあるので、 (C, ∈) つまり∈-順序は普遍的と考えてよいのかも
(そもそも、クラス Xとかクラス Cとか、学部の集合論を超えていると思うが(^^; )
で、要するに、ベン図反例のある集合論もありのだろうが
(私は聞いたことはないが、理論的に否定できなければ存在するのだろう)、
現実の我々が日常接する集合(大学学部レベルで(それ以上は知らず))は、
∈-順序を認めて、素朴集合論のベン図が描けるものに限定して、良いのではないだろうか?(^^
参考
URLリンク(ja.wikipedia.org)
整礎関係
(抜粋)
モストウスキーの崩壊補題 (Mostowski collapse lemma) によれば、集合要素関係 (set membership) は普遍的な整礎関係である。
つまり、クラス X 上の集合的な整礎関係 R に対し、クラス C が存在して、(X, R) が (C, ∈) に同型となる
URLリンク(ja.wikipedia.org)
モストフスキ崩壊補題
以上