19/09/11 07:43:22.83 IlUCyPH9.net
>>21
うん、それね、おれ間違っているね(^^;
スレ76 スレリンク(math板:845番)
引用
>>842
>Ω ⊂ R^N と Ω ∈ R^N はまったく別ものである
「まったく別もの」ではない
詳しくは、>>832の「ZFC公理系について:その1(及び2)」を読んでみな
簡単に書くと
1)二つの集合A,Bで、A ∈ B → A ⊂ B
∵ 集合Aの全ての元aは、集合Bの元だから
2)二つの集合A,Bで、A ⊂ B → A ∈ B
∵ 集合B中で、集合Aの全ての元aを集めて、内部に集合Aを構成できるから
3)”A ∈ B → A ⊂ B” & ”A ⊂ B → A ∈ B”が成立つから、二つは同値
(引用終り)
1)まず、上記2)は、スレ76 スレリンク(math板:865番)
に自分で書いたように、正則性公理から反例 x not∈ x (x ⊂ xであるにも関わらす)が出るから間違い
(それ以外にも、反例はあるな。後述)
2)では、上記1)は、どうだろうか?
下記の筑波大 坪井先生の数理論理学IIをベースに考えてみよう
P5 公理的集合論「x ∈ y の直観的な意味は,もちろん元x が集合y に属することであるが,x も一つの集合だと考える.」
”元x も一つの集合だと考える”とすると、x ∈ y → x ⊂ y だろうと
しかし、ZFC公理系から導けると思って、トライしたが、残念ながらできなかった(^^;
(そういう文典も探したが、見つけられなかった)
3)しかし、我々の通常接する素朴集合論に近い議論では、”x ∈ y → x ⊂ y ”を認めた方が良いという結論に至った
4)その一つの理由が、P11の「1.3 順序数」の、
「素朴集合論では同値類 X/~ を(一つの)順序数とよぶ.
しかし整列順序の全体は(大きすぎて)集合にはならない.X と順序同型
なものたち全体に限っても集合ではない.したがって,素朴集合論における通
常の構成法は厳密な議論には相応しくないので,別の構成法を考えなくてはならない.
基本的な考え方は,∈ がその上で整列順序になる集合たちのクラスを上手に
定義して,それに属する集合を順序数として定義すること」
(要するに、∈-順序な)
つづく