現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む76at MATH
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む76 - 暇つぶし2ch742:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/09/04 07:09:42.13 5W6wekr5.net
>>681 追加
まあ、紙爆弾でもw(^^
URLリンク(www2.math.kyushu-u.ac.jp)
原隆(数理物理学)のホームページ 九州大学
URLリンク(www2.math.kyushu-u.ac.jp)
講義
URLリンク(www2.math.kyushu-u.ac.jp)
確率論 I,確率論概論 I
URLリンク(www2.math.kyushu-u.ac.jp)
確率論 I,確率論概論 I 原隆 九州大学 講義のレジュメをまとめたもの (2002.10.08)
(抜粋)
数学としての確率論で扱うのは上で述べたプロセスの前半,数学的なモデルの解析が主である.)
さて,確率論をやるには,まずその舞台を設定する必要がある.例として1個のサイコロを一回振る実験を考え
よう.サイコロが端や角で立たないものとすると,サイコロの6つの面のどれかが出るであろう.
そこで以下の定義を行う.
定義1.1.1 (標本点と標本空間,有限バージョン) 一回の実験の結果として起こりうるものを根元事象または標本
点と呼ぶ.標本点の全体からなる集合を標本空間(sample space)Ω と言う.
このサイコロの例では,根元事象はE1,E2,E3, . . .,E6 のどれか(ここでEj はサイコロのj の目が出ると言う
こと)であり,標本空間は{E1,E2, . . .,E6} である.
標本空間が有限でない場合はいろいろとややこしいことが起こるので,上の定義は根元事象が有限個しかない(つ
まり,標本空間が有限集合)の場合のものと理解されたい.(無限の場合は後述).この講義では標本空間が有限の
場合(および有限からのアナロジーで理解できる場合)から出発し,段々と深いところに入っていくつもりである.
話が分かりにくくなったらいつでも有限の場合のアナロジーに戻って考えるのが良かろう.
さて,我々は根元事象のみに興味があるわけではない.そのために根元事象の集まりとして,「事象」を考える.
つづく


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