19/08/24 13:00:50.08 9gk+t9xe.net
>>746 補足
>・ところが、時枝記事の巧妙なところは、いつのまにか、m=max(d1,d2,・・・dn)の議論にすり替わって
> それって、m有限の零集合の中の議論でしかない。”P(Ω)=1”(無限集合)が、m有限の議論にすり替わっている
補足します
1)簡単のために、m有限で、有限集合M={1,2,・・・,m}の中で
ランダムに2つの数 d1,d2を選んで、確率P(d1<=d2)を考えましょう
(下記)Paul Bartha氏の論文にならって、二次元測度M^2で考える
二次元集合M^2の数え上げ測度は、m^2 で、集合の元(d1,d2)を考えると
下記Figure 1と類似で、d1<=d2なる領域は、矩形M^2の上半分の三角形で、測度は(M^2)/2
なので、測度論より、確率P(d1<=d2)=1/2
2)それでは、上記1)の議論を、可算無限集合たる自然数Nに拡張したときどうなるか?
自然な考えは、1)の有限の議論のm→∞の極限を、考えることです
そして、極限として、確率P(d1<=d2)=1/2を導くことです
3)しかし、時枝では有限の議論のm→∞の極限を考えても、このような確率計算ができません
(∵ 時枝の議論は、有限の場合には不成立だからです)
ここに、時枝のゴマカシがありますw(^^;
(>>701より)
(参考)
URLリンク(www.mdpi.com)
Symmetry and the Brown-Freiling Refutation of the Continuum Hypothesis Paul Bartha 2011
Figure 1
URLリンク(www.mdpi.com)