19/08/21 08:17:50.33 YhhTTu/r.net
時枝不成立は、次のようなことを考えてみれば分る。
s=1、3、7、8、5、6、□、2、0、4、3、3、……
この数列の7桁目から同値な数列の代表元r
を作成することはできるだろうか。
つまりたとえば
r=4、1、6、2、9、4、□、2、0、4、3、3、……
のようなrを用意することはできるだろうか。
それはできない。なぜなら□の中には
無限に多くの数を入れることができるからである。
このことは□がどの位置にあっても同じだから、
s=□、□、□、□、□、□、□、□、□、□、……
のような状態、つまりsの箱が開けられていない状態では
決して代表元rは作成できない。
ところが時枝戦略は、箱を開ける前にあらかじめ
全同値類の代表元を用意しておく、という戦略である。
しかしこれは不可能だから、時枝戦略は成立しない。